今日は中学一年生の男の子と小学五年生の女の子の兄弟のご家庭に体験授業でお伺いしました。
二人とも素敵な笑顔で出迎えてくれて、お母さんとお父さんもすごく優しく良いご家庭でした。
五年生の妹さんはとても頑張り屋さんでテストはほとんど90点以上取れていますが、もっと勉強ができるようになりたいと意欲的です。お兄ちゃんは元気で明るい性格ですが、妹さんとは対照的で勉強はあまり好きではないようでしたが、実は本心では「勉強が出来るようになりたい」と思っていたようです。始めは緊張と勉強が嫌という気持ちで言葉数は少なかっですが、趣味の話やゲームの話で仲良くなった後は、「今までの失敗ややってもできなかった経験から自信を失っていた」と本音を言ってくれました。
お兄ちゃんは初めての中間テストで思ったより点数が取れずにショックを受けたらしいです。特に中学校一年生の始めのテストは三年間の中で最も簡単で平均点が高くなる事がほとんどなので、そこで平均より下の点数を取ってしまった子はこの先の中学校の勉強に大きな不安を感じる事になります。
そこで、体験授業を通して「学校が教えてくれない小学校と中学校の授業の違い」と実は簡単なテスト勉強のやり方」を教えてあげたら「これなら簡単で自分にも出来そう」と嬉しい言葉を言ってくれました。
最後に兄妹で一緒に中学校二年生の数学を解いてみた所、二人とも驚くほど理解が早く、特にお兄ちゃんは平均点以下を取ってしまった子とは思えない出来でした。
勉強が苦手でやる気が無いように見える子も実は自信がなくやり方が分かってないだけだと実感できる体験授業でした。
最後に本格的な中学校の勉強が始まる直前の今だからこそ、勉強に対しての自信ややれるという気持ちを持たせてあげる事がとても重要です。
分からないところが増えれば増えるほどお子さんのやる気と自信はどんどん失われます。
一学期の間に自分の苦手と傾向、それに対する対策を見つけて、夏休みで一気に取り戻せばまだ明るい中学校生活は手に入ります。