人間関係型の不登校
人間関係型タイプの不登校のお子さんの原因として考えられるのは、いじめやからかいを受けていたり、友達や学校の先生などとの人間関係のトラブル、また転校や進学に適応できなかったりする事などがあります。お子さん自身、登校意欲はあるものの、人間関係を1人で抱えてしまっているがゆえに解決出来ず、学校に行き渋ってしまうケースが多いですね。人間関係が主な原因ですので、見つけたときの早期発見が重要ですよ。
一般にみられる症状
- いじめやからかいを受けたり、友達、学校の先生とのトラブルにより登校できなくなったりする
- 登校する意志はあるが、人間関係を1人で解決できず、登校できないでいる
- 積み重なったストレスで頭痛や腹痛などの身体症状から登校できなくなる
- 勉強に身が入らず、成績が急に下がる
- 学校で何かあっても自分から話をしようとせず、部屋に閉じこもり家族を避ける様になる
- トラブルの解決が図られないと、情緒が乱れたり、暴力的になったり、昼夜逆転の生活になったりする場合もある
不登校と混合型
人間関係が不登校の原因の場合、早期の対応、解決が重要になるので、事情が分かり次第すぐに解決を図っていく必要があります。長引くほど、1人でその問題を抱え、精神的にも身体的にも大きなストレスを抱えて生活することになるので、状況が悪化してしまいがちです。本人があまり話したがらない場合は無理に話しさせようとすると傷つくことがあったり、わがままや甘えとして責めると当面の問題が解決したりしても登校できなくなるので注意が必要です。解決には学校とも協力をし、本人の納得いく形でもっていけるように、話しをじっくり聞く機会を作りながら、わだかまりを解消していきましょう。
あすなろのサポート体制
学校に行けていない授業のフォローの充実
人間関係が原因で、授業が受けられていないと、実際学校に復帰できるようになっても、「学習の遅れ」が原因で二次不登校になってしまうケースがあります。私たちあすなろでは、学校の授業で抜けがある内容もお子さんの学習の進捗具合に合わせて戻り学習をしていきます。いざ学校に行ける様になった時に「勉強面は自信がある」という状態でのぞめるように、指導をしていきます。
資格をもったスタッフがご家庭と先生のフォローにあたります
あすなろでは、不登校のお子さんを多く任せて頂くにあたって、「ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員」の資格をスタッフが取得しました。日々変わる状況に応じて、ご家庭と先生のフォローを専門の知識と今までの経験を用いてアドバイスさせて頂きます。お子さんの勉強面に関して、不安なことや心配なことがありましたら、お気軽にあすなろにご相談下さい。
マンツーマン指導だからこそできるお子さんのメンタルケア
あすなろでは、お子さんと1対1で行うマンツーマン指導だからこそ、お子さんのその日のモチベーションに合わせた指導をすることが出来ます。やる気や勉強に対しての意欲が低下していると感じたときには、優しく声をかけ、励ますことをしています。人間関係が原因で不登校になっている場合、お子さん1人で抱えこんでしまうケースが多いので、家庭教師の先生と一緒に取り組んでいるという協力体制を意識づけて、メンタルケアも行っています。