不登校タイプ母子分離不安型について
「母子分離不安型」による不登校のお子さんに関して、説明していきたいと思います。このタイプは小学校低学年に多く見られ、学年が上がることにつれて少なくなっていきます。また母子家庭や共働きの家庭のお子さんにも多く見られます。「お母さんと一緒にいたい!」という気持ちが強く出てしまい、学校に行き渋っている状態です。逆にお母さんが一緒にいると勉強が出来たり、そばにいると友達とも一緒に遊んだり元気に過ごすことが出来る様になったりするようです。
一般にみられる症状
- 今まで1人で出来ていたような着替えなどが出来なくなる
- 登校時間になると母親の足にしがみついたり、泣いたりするなど、一緒でないと登校できない
- 「友達がいない」「先生が怖い」など心配や不安を口にして、学校へ行き渋る
- 学校では、無理をして元気にふるまう様子がみられる
- 友達の家に行きたがらず、家の中で遊ぶことが多くなる
- 幼児退行現象が見られる
- 兄弟や父親からお母さんを独占しようとする
不登校と母子分離不安型
母子分離不安型の不登校のお子さんの特徴としては、お母さんの自分への関心をつなぎとめようとすることです。母親から離れることに強い不安を感じたり、他の家族に母親が取られないように、母親を独占したがり、幼児退行現象が見られたりします。この時に、お母さんはお子さんの行動に対し、無視や拒絶するのではなく、お子さんの症状に合わせて、話を聞いてあげたり、抱いてあげたりと、生理的な欲求を満たしてあげる必要があります。また、お子さんの幼児退行現象を受け止めることにより、母親の負担も増えますので、父親や他の兄弟など周りのサポートが必要になってきます。
あすなろのサポート体制
あすなろではお母さんの負担が軽減されるようなフォローをしています
母子分離不安型の不登校のお子さんをお持ちのお母さんは、精神的にかなりの負担がかかります。ですので、私たちあすなろでは、そんなお母さんの負担が少しでも減る様に、お子さんの指導に当たっています。お子さんの状況をお母さんやご家庭と連携を取って把握しながら、学習に意欲が出る様に声掛けをしながら、勉強を進めています。
小学校低学年の勉強のやり方ならあすなろにお任せください!
小学校低学年のお子さんの勉強を教えることは、お母さんにとっては難しいことだと思います。「答えを出す」だけなら簡単かもしれませんが、現在学校で行われている授業というのは、親御さんの時の授業とは違います。問題の聞かれ方、答えまでのアプローチの仕方、勉強する内容まで、指導要領が変わっているんです。だから、もし、お母さんが「学校とは違った」解き方を教えてしまうと、お子さんはそれが正しいものだと思い込み、学校のテストでは点数が取れなくなってしまいます。私たちあすなろでは、学校の指導要領に合わせた指導をしていきますので、ご安心ください。必要に応じて、お母さんにも指導を見て頂きながら、学校と家とで共通した教え方が出来る様にしています。
あすなろなら、家庭教師がいない時の勉強の計画立てもバッチリ
私たちあすなろでは、家庭教師がいない時、お子さん1人の時でも勉強の習慣がつくように、勉強計画を立てています。お母さんが一緒にいる時は勉強に取り組めるお子さんが多いですから、そういった気持ちを活用して、勉強をする時間が増える様にしています。ただ、実際に何をすればいいかは、お子さんの学習状況を見ながら、専任の家庭教師の先生が指示を与えていきます。家庭教師がいない時間でも、具体的な学習計画があるので安心ですよ。
勉強面では出来ることを増やしていくイメージで、いざ、学校にいけるようになった時に、授業についていけるようにサポートしていきます!