通級指導教室ってなんだろう。対象や指導内容は?

通級指導教室とは~対象は?どういった内容?

「通級(つうきゅう)」という言葉は聞いたことはありますか?

「通級」は、読んで字の通り「通う学級」のことです。大部分の授業を在籍する通常の学級で受けながら、一部の時間で障害に応じた特別な指導を実施する学級のことです。

通級による指導は平成5年から全国で制度化され、平成18年からは学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)のお子さんが新しく対象に含まれるようになりました。

文部科学省の平成29年度特別支援教育体制整備状況調査によると、通級による指導を受けている児童生徒数は平成19年度で約45,000人でしたが、平成29年度になると約109,000人(公立小・中)になり、なんと約2.4倍に増加しています。

ただし、この通級の指導を受けている児童生徒数は全体人数の1.1%にとどまり、果たして支援が必要なお子さん全員をカバーできるのかが今後の課題となっています。

実際に、あすなろにお問い合わせいただくご家庭の親御さんからは、「通級を利用したいが通う学校に設置されていない」「自分の学校では子供の障害に合わせた通級が設置していない」という声も多く聞かれます。

学校の状況やお子さんの特性に合わせて、適切な指導方法を選択していく必要があります。

通級の対象となる生徒児童

学校教育法施行規則 第140には、「下記のいずれかに該当する児童又は生徒(特別支援学級の児童及び生徒を除く。)のうち当該障害に応じた特別の指導を行う必要があるもの」とあります。

  1. 言語障害者
  2. 自閉症者
  3. 情緒障害者
  4. 弱視者
  5. 難聴者
  6. 学習障害者
  7. 注意欠陥多動性障害者
  8. その他障害のある者で、この条の規定により特別の教育課程による教育を行うことが適当なもの

ここで、「特別の指導を行う必要があるもの」とありますが、これには実は明確な基準がありません。同じような症状のお子さんであるにもかかわらず、ある中学では通級に通うことが出き、また違う中学では通級を利用することができない、といったことも考えられます。

通級を利用できる基準は自治体や地域によって変わりますので、特別支援教育コーディネーター、担任の先生などに相談してみるのが良いと思います。

「発達障害グレーゾーン」の子は通級による指導を受けられるの?

「通級は障害の診断が出ていないと受けられないんじゃないか」

そういった声はとてもよく聞かれます。確かに、診断が出ていないと通級による指導を受けられない場合もあります。

しかし、諦めてはいけません。実際に診断が出ていなくても通級で指導を受けているお子さんがいるんです!

これは先ほどの「特別の指導を行う必要があるもの」という曖昧な記述にしている理由なのですが、最終的な判断は在学校の校長が行うことになります。

校長先生には、「特別支援教育の経験のある教員等による観察・検査、専門医による診断等に基づき、教育学、医学、心理学等の観点から総合的かつ慎重に判断すること」が求められています。

また、「教育委員会からの助言を得ながら校内委員会等における検討を行うとともに、児童生徒や保護者との「合意形成」を図ることが重要である」とも言われています。

ですので、本当に支援が必要だと保護者が感じられるのであれば、たとえ障害の診断が出ていなかったとしても、学校との話し合いの場でしっかりと私生活の現状やお子さんの勉強状況などを伝えて、お子さんが適切な支援を受けられるようにすることが大切です。

通級教室の指導内容

通級による指導の教育内容は、特別支援学校の自立活動に相当する指導です。

自立活動とは、それぞれの児童生徒が自立を目指し、「障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培うこと」をねらいとしています。

実際に、学習指導要領全ての内容を取り扱うわけではなく、それぞれの障害の状態や発達の程度等に応じて、オーダーメイドの指導を行います。中には、ソーシャルスキルトレーニング(SST)を取り入れている場合もあります。

時間数としては、小学校・中学校では週1~8コマを標準として、通常学級以外の時間をプラスして通ったり、通常学級の一部の時間を使ったりして通級に通う場合があります。

また、在籍校に通級クラスがない、もしくは通級があったとしてもお子さんの障害に合っていないクラスの場合、近隣校の「他校通級」を利用することもあります。

一人ひとりに合った「オーダーメイド」の指導

通級教室による指導を受けるお子さんは、それぞれのニーズに合わせるために、以下のような計画を立てて、具体的な支援が行われます。

個別の教育支援計画・・・家庭、地域、医療、福祉、保健等の業務を行う関係機関との連携を図り、長期的な視点で 教育的支援を行うための計画

個別の指導計画・・・一人一人の教育的ニーズに応じた指導目標、内容、方法等をまとめた計画

特に通級指導教室を利用するお子さんの場合は、通常学級と通級を行き来することになるので、お互いの教員がしっかり連携し指導に当たることが必要になってきます。

まとめ

近年、通級など障害者に向けた支援の拡充が急がれています。確かに以前よりは支援の幅が広がって来てはいますが、支援が必要な児童生徒全員に十分な支援が行き渡っているとはまだ言えない状況です。

だからこそ、いつもお子さんの傍にいる保護者の方々がお子さんの状況や教育現場の現状をしっかり把握することが大切です。

そして、もし勉強において不足する部分があれば「家庭教師のあすなろ」のような「発達障害のお子さんの指導を得意としている」家庭教師に相談し、支援を受けることを検討されてもよいのではないでしょうか。

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