こんにちは!家庭教師のカワイです。
小学生の夏休みの宿題の一つに読書感想文がありますね!
「読書感想文って時間かかるし、何を読んだらいいか分からない…」
「どう書いたらいいんだろう…」
と考えている人が多いと思います。実際、読書感想文は自由研究と並んでとても大変な課題ですが、本のえらび方によっては楽しい宿題にもなります!
今回は、読書感想文の本のえらび方と、僕のおすすめの本を紹介していきたいと思います!
=もくじ=
読書感想文向けの本の選び方
短い本を選ぼう
本を読むのがニガテな人はあまりページが多くない本を選ぶのがおすすめです!読書感想文では全体の1部分を抜き出して書くため、短い話であっても書くことができるし、抜き出す部分も限られるので、書きやすいと思います。また、読むスピードがそんなに速くない人でも短い本であれば比較的早く読み終わり、書き始めることができますね。
とにかく、本を読み切ることが重要です!
興味のある本を選ぼう
やはり、読み始めなければ読書感想文を書く事ができません。自分が本屋等に行って、興味がある本を手に取って読みやすいと感じた本を選ぶのが良いかなと思います。
もし、本をよく読む人であれば、好きな作家や好きなジャンル等があると思います!そういった本だと読み始めやすいはずです!
本を読まない方であれば、自分の好きなことに関する本を読んでみるのはどうでしょうか。部活やクラブチーム等でサッカーや野球をやっている人であれば、スポーツ小説が読みやすいでしょうし、楽器をやっているようであれば、音楽小説もおススメです。
筆者も小学生の時は本を読むのが苦手だったので、本屋の児童書にあった本を手に取って読書感想文を書いた覚えがあります。
過去に読んだことのある本を選ぼう
読んだことのある本を題材にするのもいいと思います!読んだことのある本であれば、内容を薄っすら覚えていると思うので、もう1度読むのもそこまで大変なことではないはずです。また、前に読んだ時と違う感想がでてくるかもしれませんし、そういった部分を感想文に入れ込みつついければ、中々いい感想文が書けるのではないでしょうか!
…と、このように3つポイントを書きましたが、結局、自分が一冊読み切れるものを選ぶのが読書感想文を攻略するコツということです!読み切らなければ書くことをまとめるのも難しいです。
おすすめの本
低学年向け
- エルマーのぼうけん(ルース・スタイルス・ガネット)
エルマーという男の子が島を探検するファンタジー形式の物語です。エルマーはどうぶつ島にとらわれたりゅうを助けるために、リュックに少しの持ち物を入れて冒険します。様々な動物と出会うたびにエルマーは思わぬ方法で切り抜けていきます。
この本は
120
ページくらいなので、低学年の子でも読めるかなと思います。そして、何といっても面白いので、どんどん読めていってしまうと思います。
僕は小学校入学前に保育の先生に読み聞かせてもらった後、小学校の低学年に両親に買ってもらって読みました。「自分ならここでどうするかな?」とか、「この動物は何をしたいのかな?」と考えながら読んでいけば、あっという間に読書感想文も書けてしまうと思います!
この本は実は
3
部作となっているので、もし読んで面白かったなと思えば次の作品も読んでみたらいいと思いますよ!
中学年向け
-
はれときどきぶた
(
矢玉四郎
)
次にご紹介したいのが、男の子が主人公のお話です。十円やすという男の子は毎日日記を付けていて、先生に見せていましたが、ある日、先生から「日記は見せるものではないから、代わりに本当のことを書きなさい」と言われます。それからは失敗したことなど、本当の事を書いていましたが、ある日お母さんが日記を勝手に見ているところを目撃してしまい…というお話です。
90ページくらいであり、ストーリーも面白いのですぐ読めてしまいます。読書感想文にぴったりの題材だと思うので是非読んで書いてみてはいかがでしょうか?
高学年向け
- 西の魔女が死んだ (梨木香歩)
高学年の子に紹介したい本は、梨木香歩の「西の魔女が死んだ」です!映画化もされたので、保護者様世代はタイトルを知っている方も多いのではないでしょうか。
主人公の女の子が、西の魔女(おばあちゃん)が亡くなったという話を聞いたとき、中学校に入り不登校だった頃、当時西の魔女(おばあちゃん)のところで暮らした1カ月を回想するところから話は始まります。
おばあちゃんの家で過ごした自然にあふれた暮らしや、思春期ゆえの複雑な感情などが繊細に描写されています。そしてタイトルの通り、死というテーマも含んでいて、考えさせられる一冊です。
220ページくらいあるので、少し分量が多いかもしれませんが、感想文としても書きやすい本だと思います!
まとめ
読書感想文はかなりの時間と頭を使いますから、折角やるのであれば楽に、かつ楽しくやれたほうが良いですよね!今回紹介した本の選び方や読書感想文におすすめの本が参考になれば幸いです!