1月も最終日になり、世間では高校入試や中学、大学入試と受験の風潮が本格化してきました。コンビニやスーパーでも応援グッズが出ていますね。
さて、タイトルにもある通り、この記事を読んで欲しいのはこれから受験を迎える皆さんです。1年後か~と思っていると1年はあっという間に過ぎてしまうものですよ。
=もくじ=
受験勉強を始める前に
そうはいっても、いきなり受験勉強スタート!とは言いません。何をやっていけばいいのか分からないでしょうし、やみくもに行うよりも、目標を定めてからの方が効率よく進めることができるからです。
まずは、受験勉強の前にやっておくといいことを具体的に見ていきましょう。
志望校を決める
受験勉強を始める際は、志望校を決めるのがおすすめです。明確な目標をもって取り組んだほうがモチベーションアップにつながり、何をどのように勉強したらいいのか等、勉強の方向性が定まります。
志望校を決めることで、その志望校に合格するためにはどれくらいの学力・偏差値が必要なのかといったことがわかります。
そして、自身の現在の学力と照らし合わせることで、特に力を入れなければならない科目や、目指すべき点数などを把握しやすくなるため目標を立てやすくなるでしょう。
入試方式を知ろう
志望校が決まったら志望校の偏差値や合格点に加えて倍率なども確認しておく必要がありますが、それだけではなく志望校がどういった入試方式を採用しているのかという点も忘れずにチェックしておくと良いです。
高校入試は基本的には「国語・数学・英語・理科・社会」の5科目が採用されていますが、学校によっては実技試験や作文・面接などを採用しているところもあるため、事前に入試方式をよく調べて抜かりなく対策していくようにしましょう。
さらに、内申点(調査票)があり、入試当日点と内申点の比率は都道府県によって異なります。内申点が足りない場合は学校のテストを頑張る必要があります。
家庭教師のあすなろでは関西地方の高校入試の情報を毎年まとめているので是非チェックしてみてください。
受験のスケジュールを把握
受験勉強は試験当日までの限られた時間のなかで行なわなくてはならず、時間を無駄にしないためにも志望校の入試日程を確認して具体的な勉強スケジュールを立てることが大切です。
入試日程に関しては受験する学校や都道府県によって日程が異なるため、志望校が決まった段階で上記の入試方式と一緒に確認するようにしましょう。
受験のスケジュールを把握したら、試験日から逆算して具体的な勉強スケジュールを立てていき、都度進捗を確認しながら遅れが出ている場合は調整し直すなどして対応してください。
受験勉強はいつから始めればいいの?
受験勉強を始めるにあたって、いつごろから勉強を開始すればいいのか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
一般的には、中学受験にしろ高校受験にしろ「早ければ早いほどいい」と言われていますが、実際は子どもの現在の学力や性格・勉強の取り組み方などによって異なります。
しかし、ある程度の目安があったほうが勉強スケジュールも立てやすくなるため、ここからは一般的にいわれている受験勉強を始める時期について解説していきます。
高校受験は中学1年・2年で習った範囲・内容から出題される傾向にあり、可能であれば中学1・2年のころから高校受験を意識して勉強に取り組むと良いです。その中でも特に内申点を意識することで、高校受験に必要となる土台作りにもなります。
難関校を目指す場合は応用問題が多く、入試のレベルが非常に高いため、基礎だけでなく応用力も底上げしておく必要があります。
応用力を底上げするためには基礎学力が必要不可欠になるので、中学1・2年のうちに基礎をしっかりと固め、3年になると同時に志望校合格に向けた対策を行なうようにしましょう。
受験勉強は何をすればいいの?
受験勉強の事前準備や勉強を始める時期について把握したところで、次は具体的な勉強方法や勉強するにあたって何から始めたらいいのかといった点を確認していきましょう。
今回は5つの勉強法を紹介していきます。
勉強法①目標と現状のレベルを把握する
受験勉強を始めるにあたって、まずしなければならないのが目標の設定と現状の自身のレベルを把握することです。
目標となる志望校が決まっていれば、その志望校に合格するために必要な点数や偏差値が分かるため、具体的な勉強スケジュールを立てやすくなります。
志望校の合格ラインと現状の自身の実力にどれくらいの差があるのかを把握し、得意科目を伸ばしつつ苦手科目もしっかりと克服していきましょう。
勉強法②基礎を固める
付け焼き刃の勉強では受験本番で実力を発揮することが難しいため、限られた時間のなかで勉強しなければならないとしても基礎をしっかりと固める必要があります。
各科目の基礎を完璧にしておけば基礎問題の点数を底上げできるだけではなく、その後に取りかからなければならない応用問題もスムーズに解けるようになるでしょう。
全ての問題に置いて基礎学力が欠かせませんので、基礎を勉強するときは何となく理解した段階で次に進むのではなく、完璧に解けるようになってから次のレベルや次の勉強に取り掛かることが大切です。
勉強法③徐々にレベルを上げていく
いきなり難しい問題にチャレンジしたからといって一気に成績が上がるわけではないため、まずは上記のとおり基礎を固めることと現状の自身の学力に合った内容から勉強を始めるようにしましょう。
そして完璧に解けるようになったら少しずつレベルを上げていき、そのレベルが完璧になったらまたレベルを上げるといったように自分の実力やペースに合わせて勉強すると良いです。
いきなりレベルの高い問題に取りかかっても、「解き方がわからない・間違いが多い」といったことがあると勉強に対するモチベーションも下がってしまうため、徐々にレベルを上げていくことをおすすめします。
勉強法④志望校に特化した講義や講座を受講
受験勉強では自宅での勉強が非常に大切ですが、自学自習の場合は分からない箇所があっても質問できる人がいないため効率良く勉強をすすめられない可能性もあるでしょう。
そんな時は是非家庭教師のあすなろにお問い合わせください!受験対策はもちろん、勉強のやり方から教えています。
勉強法⑤過去問に挑戦
しっかりと基礎が身につき応用問題もある程度解けるようになってきたら、実際に志望校の過去問にチャレンジして現状の実力を確かめてみるのもおすすめです。
また過去問を解くことで志望校の入試で出題される問題の傾向などを把握できるため、追い込みをかける際などにより具体的な対策を行なえます。
さらに間違った問題を見直すことで自身の苦手な箇所を知ることにもつながるため、受験勉強をするうえで過去問にチャレンジするのはとても大切です。
さいごに
受験勉強は限られた時間のなかで対策していかなければならないため、言ってしまえば時間との戦いでもあります。
また1日24時間すべてを勉強時間に充てられるわけではなく、時間を意識しながら効率良く勉強をすすめていくことが大切です。
中学校1・2年生の皆さん、受験勉強を始めるにあたって、「遅すぎる」はありますが、「早すぎる」はありません!まずは受験勉強の準備から初めてみてはどうでしょうか??