こんにちは。すっかり桜も散ってしまい、少しずつ夏の兆しが見え始めましたね。
先日入学式を迎えた中学1年生・高校1年生のお子さんも、新しい学校生活に慣れてきた頃でしょうか。
さて、ゴールデンウィーク後の5月中旬~下旬は中間テストの時期で、国・数・英・社・理の5教科のテストが実施されます。新学年最初の定期テストは、実は今後1年間の成績の成長を左右するとても重要なテストです。
今回は、なぜ新学期最初のテストが大切なのかと、効率の良いテスト勉強について紹介します。
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新学期最初の定期はなぜ重要なの?
中学1年生の場合、今回の中間テストが初めての定期テストです。
定期テストに慣れてもらうためにテストは比較的易しめに作られることが多く、いい点数を取りやすいです。
今後3年間の勉強に対する意欲にもかかわってくるので、ここで高得点を狙っておきましょう。
また、どの学年も2学期以降は授業の進むスピードが速くなり、学習内容も一気に難しくなるため、成績を上げるのが難しくなってきます。新学年の1学期にいい成績を残すことができれば、2学期以降の勉強に対する「頑張ろう」という意欲に繋がるため、1学期の最初のテストはとても重要になるということです。
高校の場合、中学に比べて授業内容が圧倒的に難しくなります。テスト科目も一気に増えるため、どれだけ学習内容を理解できているのか、どれだけ学んだことを応用で活かせるのかが大切になってきます。
特に、大学入試を考えているお子さんにとって、定期テストの成績は本当に重要になってきます。なぜなら、高校1年生~高校3年生の1学期までの成績の平均が、高校生活をどのような姿勢で取り組んでいたのかを表すからです。
高校1年生の1学期からしっかり学習に取り組み、定期テストで高得点を狙っていきましょう。
最初が肝心!中間テストの対策
中間テストの心得①まずは今回のテストの目標を決めよう!
まずは今回のテストで、「合計○○点以上をとる!」「各科目平均点以上をとる!」など自身の大まかな目標を決め、そこから逆算し各科目ごとに小さな目標を立てましょう。
1日の勉強時間の目安を決めておくことも大切です。
また、目標を達成できた時の自分へのご褒美を考えておくと、テストに対するモチベーションも維持できます。
中間テストの心得②テスト勉強は計画を立てよう!
中間テストのテスト勉強は、余裕をもって2週間前から取り組みましょう。
しかし、部活動の関係でなかなか時間をとれないお子さんも多いでしょう。その場合は、寝る前や朝の通学時間、お風呂前などの隙間時間を使ってテスト勉強を行いましょう。
また、毎回の授業内容を家で復習する習慣をつけておくと、テスト期間も比較的簡単に勉強を進めることができます。テスト前だけに限らず、日頃からしっかりと勉強しておくことも大切です。
中間テストの心得③自分に合う暗記方法を見つけよう!
理科・社会、英単語や漢字など、テスト勉強に暗記は必須ですね。しかし中には、「暗記することがあり過ぎて覚えられない」という人も多いのではないでしょうか。
人によって暗記のやり方は異なります。ひたすら書いて覚える、音読で覚える、立って覚えるなど、自分に合う暗記方法を見つけましょう!
中間テストの心得④授業内容は完璧にして繰り返し学習を!
中間テストの出題範囲は基本的に授業で習った内容なので、教科書を見返したり配られたプリントなどを繰り返し解くこともおすすめです。
ワークや問題集に関しても最低3周は解き直しをしましょう。
繰り返し学習は知識の定着や記憶の強化の促しに効果的です。1周目は自分の理解度チェックを、2周目は1周目で解けなかった問題の解き直しを、3周目以降は本当に理解できているかのチェックを行い、力をつけていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中間テストで高得点を取るためには、スケジュールを立ててテスト勉強を進めていく必要があります。また、テスト勉強を効率よく進めていくためには、普段の学習も大切になってきます。
今後の定期テストでつまずかないためにも、まずは新学期最初の中間テストにしっかりと取り組みましょう。