皆さん勉強をするだけでも実はエネルギーが消費されることを知っていますか??
勉強を頑張ると甘いものが欲しくなったりするのは、勉強をすることによってもエネルギーが消費され、脳が糖分を求めるようになるからなのです。
ここでは、勉強でエネルギーが消費される仕組みや、小学生や中学生が勉強で消費するエネルギー量を食べ物や運動に換算したらどうなるのかについてご紹介しています。
勉強でエネルギーが消費される仕組み
先に結論から述べると、勉強だけでは脂肪燃焼をする効果はないため、ダイエットとしては効果はいまいちです。やはり、エネルギーも消費し、脂肪も燃焼する運動をすることが一番良いように感じます。
話が脱線しましたが、勉強、特に数学などの計算や文章作成など考える勉強の方が暗記系の勉強よりも活発に脳を使い、エネルギーが消費されます。
実際に消費されるエネルギー量は?
人が生活で消費するエネルギー量は、基礎代謝量や性別など様々な要因によって違いがあります。そのため、小学生と中学生では同じ勉強をしても消費されるエネルギー量は違ってくるのです。
小学生が勉強で消費するエネルギー
小学生の基礎代謝量は、男の子で約1,140〜1,330キロカロリー、女の子で約1,050〜1,260キロカロリーとなっています。
この基礎代謝量のうち、脳を使って消費されるカロリーは全体の約20〜24%と言われています。
つまり、小学生の男の子は普段の勉強で約228〜319キロカロリー程度を消費しており、女の子は約210〜302キロカロリー程度を消費しているのです。
これは食べ物ならごはん1杯分やソーセージ4本分くらいのカロリーです。運動では2時間ウォーキングをした時と同じくらいのカロリーを消費します。
中学生が勉強で消費するエネルギー
中学生の基礎代謝量は、男の子で約1,520キロカロリー、女の子で約1,410キロカロリーです。
上記でもお伝えしている通り、脳を使って消費されるカロリーはこのうちの約20%〜24%と言われています。
これを当てはめると、中学生の男の子は勉強で約304〜364キロカロリー程度を消費しており、女の子は約282〜338キロカロリー程度を消費していることになります。
これは食べ物ならうどん1.5玉やフライドポテト1人前のカロリーです。運動では1時間ランニングをした時と同じくらいのカロリーを消費します。
勉強は想像以上にエネルギーを消費します。
勉強をたくさんしてもダイエットにはなりませんが、勉強を頑張ればその分エネルギーが消費されていることは知っておいて損はないでしょう。
小学生や中学生は成長期の最中ですので、たくさん勉強するにはたくさん食べて、健康的な生活をすることが大切です。