こんにちは。
突然ですが、漢字の勉強は好きですか?
学年が上がるごとに覚える漢字も増え、なかなか覚えられないと頭を抱える子も多いのではないでしょうか。
今回は小学校・中学校別の漢字の学習方法について詳しく紹介します。
漢字は日常生活において、切っても切り離せない存在です。今のうちに少しでも多くの漢字を覚えて、将来に役立てましょう!
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漢字の覚え方のコツ ~小学生編~
小学生の場合、学年ごとに習う漢字が決められています。6年間で学習する漢字の数は約1000字です。
しかし、小学生の時期は漢字自体に慣れていないため、学習方法に工夫が求められます。
よく、漢字を覚えるための学習方法に「ひたすら漢字を書く」方法がありますが、これはあまりお勧めできません。
漢字の書き取りが嫌いという子どもの多くは、「漢字を書くことがつまらない」と感じています。
そのため、ひたすら書いたところで作業感が出てしまい、覚えることに繋がらないのです。漢字嫌いの原因にもなりかねません。
自分に合った無理のないペースで、楽しく漢字を覚えることが大切です。
ここからは、小学生におすすめの覚え方をいくつか紹介していきます。是非参考にしてみてください!
読み方を覚える→書く練習へ
特に小学1~2年生におすすめの勉強方法です。
机に向かって勉強したり、頭の中で考えて勉強する方法は、小学校低学年の時期だとなかなか難しいと思います。
そのため、体を使った覚え方を取り入れてみましょう。
漢字を目で見て、声に出して読み方を覚えて、漢字を書く。
この流れは様々な感覚を刺激するため、記憶に残りやすくなります。
好きなものに関連付ける
子どもが好きなアニメや遊びなどに関連付けた学習方法です。
例えば、戦隊シリーズが好きな子どもなら、「仮面」「変身」「技」「戦う」といった仮面ライダーに関係する漢字は覚えやすいのではないでしょうか。ファッションが好きな子どもなら、「洋服」「花柄」「指輪」「眼鏡」などお洒落に関する漢字はイメージつきやすいと思います。
このように好きなものと漢字を関連付けると、自然と頭に入っていくはずです。
漢字の意味や熟語で覚える
漢字単体で覚えるのではなく、漢字の意味や熟語で覚える方法です。
例えば、「古」という漢字。熟語だと「古典」「中古」などがあります。これらは全て「昔のもの」を表しており、これにより「古という漢字は、昔を意味する漢字なんだな」と印象付けることができます。
漢字の覚え方のコツ ~中学生編~
中学校で習う漢字は1100文字ほどです。画数も多く、難しい意味を持つ漢字も増えてきます。
中学生の場合、漢字の学習はとても大切です。
なぜなら、模試や定期テスト、高校入試の点数に大きく影響してくるからです。
テストでは、解答は合っていても漢字の書き間違えで不正解扱いになります。漢字を正しく書く必要があるのです。
また、覚える漢字が増えるということは、読解問題が出題されたとき問題文に出てくる漢字の量も増えます。漢字が読めない、漢字の意味が理解できないとなると、問題文自体が理解できなくなってしまうのです。
ここからは中学生の漢字学習法についていくつか紹介します。
部首・漢字の構成を覚える
なかなか漢字が覚えられない場合、漢字を一度分割して考えてみましょう。
例えば、中学生で習う「霜」という漢字。よく見てみると「雨」と「木」と「目」で構成されていて、どれも小学校で習う漢字です。知ってる漢字を見つけると一気に覚えられそうな気がしますね。
このように、一見覚えにくい漢字も実は習ったことのある漢字で形成されている場合が多数あります。もし難しい漢字が出てきたら、一度分解してみて下さい。
読書で長期記憶に残す
短期間で漢字を覚える方法としてではありませんが、長期的に漢字を覚える意味でおすすめなのが読書です。
本を読むことで熟語の使い方が自然と身につきますし、語彙力や読解力向上にもつながります。
長期記憶についてはこちらの記事で解説しています。是非合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、小中学生別の漢字の覚え方について紹介しました。
小中学生の脳はまだまだ発達途中です。それぞれの発達状況に合った学習方法で、楽しく、そして効率よく漢字をインプットしましょう!
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