こんにちは。
先週は社会の苦手克服に向けた学習方法について紹介しました。(【苦手を得意へ!】社会の勉強方法を紹介!)
今回は、理科の正しい学習方法について解説していこうと思います!
理科は覚えることが多いし、計算問題もよくわからないから苦手…そんなお子さんの学習の手助けになれば幸いです。
理科は覚える内容がとにかく多い!
理科に出てくる用語はカタカナ、漢字が多いです。異なる用語たちが複雑に絡みあってくるので、用語だけ覚えたとしてもなかなか点数にはつながりません。また、記述問題も最近は増えてきているため、用語の意味をしっかり理解しておく必要もあり、これらの要因で理科に対する苦手意識が生まれてしまうのです。
また、物理や化学はつまずきやすい分野と言われており、原理・仕組みについて理解しておく必要があります。計算式には特定のルールが決められているため、それらをしっかり理解し覚える必要もあります。
このように、覚える内容がかなり多いのが理科の特徴であり、しっかり理解しないと点数が取れない教科なのです。
分野別の苦手克服
ここからは、「生物」「化学」「物理」「地学」の4つの分野に分けて勉強方法を紹介していきます。
①生物
中学1年生では「植物」の単元を学習し、中学2年生で「動物」について、中学3年生で「遺伝の関係」「細胞」へと学びが展開されます。とにかく覚える単語数が多いのと、様々な法則の理解が必要になってきます。
暗記していても、法則が理解できていないと解けない問題も多いため、ワークや問題集を繰り返し解きましょう。
人体構造の問題については、それぞれの器官がどういった働きを持っているのかセットで覚えておくといいでしょう。
生物は人体の造りや植物の図を絵にかいて覚えるのが、最も記憶が定着しやすいのでお勧めです。
②地学
中学1年生で「地質」、2年生で「気象」、3年生で「天体」について学習します。
地学も生物と同様、用語をただ覚えるだけではなく、公式や法則の理解を深めることが大切です。というのも、地学は計算問題も多く出題されるため、計算問題が嫌いな人は地学に苦手意識を持ちやすいのです。
計算問題で点数を稼ぐには、公式をしっかり覚えることが大事です。また、解を求めるためにはどの数字を使えばいいのか考える必要があるので、ワークや問題集で類題を解き、解説を読んで理解を深めることも重要です。
③化学
化学で学ぶ内容は主に化学反応や化学式、物質の状態変化、酸性アルカリ性です。授業では実験を通して学習するため、実験方法も一緒に覚えましょう。用語の意味のほかに、実験で使う器具の名前も憶えておきましょう。教科書には実験中の絵や写真が載っているので、それをノートに模写してみるのもおすすめです。
化学は積み上げ式学習です。もし化学でつまずいた場合は、ひとつ前の単元に戻って復習することが大切です。
④物理
物理は原理の理解を深めることが大切です。法則や公式をただ覚えるだけでは理解が足りないでしょう。なぜこの原理になるのかが分かれば、公式の意味や単位の意味の理解に繋がります。
物理も化学と同様、可視化による暗記方法が覚えやすいと思います。実験の様子をノートに書き写したり図を書く習慣をつけるといいでしょう。
もちろん復習も必要ですが、物理の場合は演習問題に積極的にチャレンジしてみましょう。演習問題で応用力を鍛えると、より多くの問題を解答できるようになり、得点アップが期待できます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、理科の学習方法について紹介していきました。
理科は一見暗記科目のように見えますが、なぜそうなるのかといった法則や公式を理解することが最も大切です。また、ワークや問題集を繰り返し解く習慣をつけるほか、類似問題にたくさん触れることで問題のパターンを覚えることができます。理科は出題形式に慣れることも大切なのです。
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