こんにちは。
新学期から2か月が経ち、5月下旬~6月上旬は中間テストの時期でしたね。
テストが終われば部活動も再開するので、やらないといけないことも増え、テストが終われば勉強もやらなくなる、そういったお子さんは多いでしょう。
しかし、テストは返却後の復習が大切!テスト後の行動が効率よく成績をアップさせることに繋がるのです。
今回はなぜテスト後の復習が大切なのか、復習はどうすればいいのかについて掘り下げていきます。
是非、参考にしてみてください!
=もくじ=
なぜテスト後の復習は大切なの?
テストが終わって、「やっとテスト期間が終わった」と勉強をやめてしまうお子さんは多いと思います。
しかし、テストは返却後が肝心!テスト後の行動が今後の成績に関係してくると言っても過言ではありません。
ではなぜテスト後の復習は大切なのか。
それは、「自分が現状躓いている単元が可視化され、苦手克服に向けた学習に取り組める」からです。
テストの不正解問題のたいていの理由は、「理解ができていない」「理解はできているが解答を間違えた」「ケアレスミス」のどれかにあたると思います。
まずは自身の答案を確認し、どこが苦手なのか、どこまで理解できているのか、どのようなケアレスミスをしやすいのか、などを分析してみましょう。そして、不正解だった問題の解説をしっかり聞くこと、解説を聞いてもわからない場合は先生に聞くこと、解き方が理解出来たらテスト問題をもう一度解き直すこと、これらをやってみてください。
これらの行動は成績アップにつながる他、これからの学習習慣の確立や受験勉強にも大いに役立つでしょう。
テスト後の復習方法
先述では、テスト後の復習の大切さについて解説しました。
ここからは、復習方法についてより具体的に紹介していきます。
①まずは間違えた問題をチェックする
テストが返されたら、まずは自身が間違えた問題を確認しましょう。なぜ間違えたのか、部分点はあるのか、それらを分析することで、現在の理解度を把握することが可能です。
例えば英単語のスペルミス、年号や人物名の間違いなど暗記系で点数を落とした場合は覚え直す必要があります。英語の長文読解や国語の記述問題でミスがあるなら、「あまり内容を理解できていない」のか「内容はある程度理解できているが解答を間違えた」のかによって変わってきます。
「あまり内容を理解できていない」のであれば基礎力の向上を、「内容はある程度理解できているが解答を間違えた」のであれば、問題文を正確に読み取る訓練をしましょう。
また、せっかくテスト結果の分析をしたのに忘れてしまってはもったいないです。分析結果をノートにまとめておくことで、次回のテストや受験勉強に役立つでしょう。
②テスト後の解説や教科書、ノートなどで解き方を復習する
理解できていない単元が明確化出来たら、次は解き方を復習しましょう。
テスト後、学校の授業で先生が解き方の解説をしてくれるのであれば、しっかり解説を聞きメモに残しておくことも大切です。
また、テストの問題は教科書やワークから出されることも多いです。同じ問題、もしくは似たような問題を見つけたら、それらの解説や解き方をしっかり読み込みましょう。
③間違えた問題の解き直し
間違えた問題の解説が理解出来たら、次は解き直し。
ここでポイントなのは、間違えた問題を一気に解き直すのではなく1問ずつ丁寧に解くことです。特に難問の解き直しだと、一回の復習で正解を導くのは難しいと思います。
「一回目はここまで解けた」「次はここまで理解できた」など、段階を踏んで繰り返し解くことで解き方が定着します。自身の成長を感じられるので、やる気も継続できるでしょう。
④テスト全体を解き直す
間違えた問題がしっかり解けるようになったら、最後はテスト全体の解き直しを。
実際の定期テスト同様、制限時間を設けてみましょう。これまでの復習の成果がきっと出てくるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、テスト後の復習の大切さと復習の流れについて紹介しました。
テストの解き直しは、苦手克服と勉強習慣を身につけるためのおすすめ勉強法です。受験勉強にも必ず役に立ってきますので、是非今のうちにテスト後の復習習慣を定着させましょう!
家庭教師のあすなろでは、定期テストの対策をはじめ、勉強のやり方やコツを教えています。
無料の体験授業を実施していますので、お気軽にお申し込みください!