今、世の中には様々な塾があります。どこの地域でも、塾に行こうと検討し始めた時、いくつか候補が出てくると思います。ですが、塾にただ通わせるだけで安心してしまうと、結局成果が全く出ないなんてこともあります。なぜなら、塾にはそれぞれの特徴によって「伸びる子」と「伸びない子」がいるから。学校の授業でみんなで同じ授業を受けていたとしても成績に差が出てしまうのと同じ理由です。せっかく勉強の習い事をやるのであれば、なるべくお子さんに合った、お子さんの成果を少しでも大きく伸ばすことができるところを選んであげたいものですよね。
今回は塾で「伸びる子」と「伸びない子」の特徴をお話ししていきます。お子さんのタイプと照らし合わせながら、ピッタリの勉強方法を選ぶ上でぜひ参考にしてください!
塾で伸びる子
自分の分からない所が明確で、積極的に質問できる子
学校の授業だけでも成績がイイお子さんの特徴のひとつに、自分の分からない所が明確で、授業が終わった後に先生に質問が出来るという特徴があります。
どんなに勉強が得意なお子さんでも、一度授業を受けただけで完璧に理解するのはなかなか難しいことです。授業を受けた中で、十分に理解できなかったところはため込まずに、その時に解決することが大切になってきます。授業の要点をしっかりと捉えられているお子さんの場合は、自分の分からなかった所が明確なので、授業の終わりや休み時間に質問に行ってすぐに解決できている場合が多いです。
塾での勉強は学校の授業の延長 になります。なので、自分の分からない所がしっかり把握できているという勉強状況があり、積極的に質問が出来るという性格のお子さんであれば、目的をもって先生に質問ができるので分からない所を残さず、しっかりと解決した上で授業を進めることが出来るのです。
学校の授業の予習・復習の習慣が身についている子
先ほどもお伝えしましたが、塾での勉強は学校の授業の延長です。塾へ行けばその塾の勉強の予習・復習も学校の授業と同じように必要になってきます。さらに、ある程度の量の宿題も出されます。かといって、もちろん学校の授業の予習・復習もおろそかに出来ませんよね。
もともと、学校や塾、家庭教師以外で自分でやる勉強の習慣が身についているお子さんに関しては、予習・復習のやり方の基本や、要領がつかめているので塾での勉強が追加されたとしてもきちんとこなしていくことができます。結果的に、どんな勉強方法でも成果を上げることが期待できます。
周りのお子さんに対して負けたくないという競争心がある子
塾では、周りにも学力レベルの高いお子さんが大勢います。「模試でいい点数を取りたい!」「模試の順位で10番以内に入りたい!」という負けず嫌いなお子さんであれば、いい意味で周りを意識できるので、限られた塾の時間を集中して過ごすことができますし、塾以外でも、しっかり勉強することができます。周りに人がいることがモチベーションアップにつながり、結果として成果が上がりやすい傾向にあります。
塾で伸びない子
自分の分からない所が分からず、なかなか積極的に質問が出来ない子
学校の授業をただ聞いているだけになってしまっているお子さんだと、もはや自分の分からない所が分からない状態になってしまっている可能性が高いです。そうすると、塾に行って、先生に質問する機会があったとしても何を聞いたらいいか分からなくなってしまいます。塾では他にもたくさんの生徒さんを抱えているので、お子さん主体の質問が必要です。できなければ、結局「分からない状態」のままで学校の授業も塾の授業も進んでしまうため、学校の授業に加えてさらに塾の授業でもつまずいてしまうことになります。
勉強の習慣が身についておらず、学校の授業にもついていくことができていない子
学校の授業と同じように、塾でも教わった内容をしっかりおさえていくには予習・復習が大切になってきます。普段の家庭学習の習慣が身についていないと、進学塾の授業のペースだとさらについていけなかったり、個別指導塾だと、先生がほかの生徒さんに教えている時間は自習が基本になってくるのですが、その自習の時間を無駄に過ごしてしまったりと、せっかくの塾での時間を有効に活用することが難しくなってしまいます。
また、そのような状態だと日ごろの授業の理解度もどうしても下がってしまうため自分がどこでつまずいているのかが把握しづらく、塾の先生に質問して、効率よく成果を上げていくというのも難しくなります。「塾が合っているか」を考えていく上で、現状「学校の授業にきちんとついていけているか」というのはかなり大きな指針になるといえます。
周りのお子さんに対して競争心がなく、マイペースな子
周りのお子さんに対して競争心のないお子さんに関しては、モチベーションが上がらず、勉強以外のことが気になってしまい 、ついつい私語や塾に遊びに行く感覚になってしまっているお子さんもいるのが現実です。また、逆に比べられる事に苦手意識があるようなお子さんだと、塾の場合、教室内に成績が貼り出されることもあるので、それによってむしろやる気が落ちてしまうことなんかもあります。マイペースなお子さんや、反対に周りを気にしすぎてしまうお子さんには塾が不向きという傾向があります。
塾で伸び悩むお子さんでも成果が上がる!のが家庭教師の「あすなろ」です!
あすなろではこれまでも、「塾に行って成績が伸び悩んでいる」というご相談をたくさん頂き、解決してきました。やはり、一番大切なのは、お子さん1人1人に合わせてピッタリの勉強のやり方を見つけてあげる事です。どんなに時間とお金を費やしたとしても、その子自身にあったやり方でないとなかなか成果はでません。
塾や家庭教師に関わらず、1人の時の勉強が大切
塾に行ったとしても、家庭教師をつけたとしても、先生と一緒に勉強をするのは多くても週に1回や2回。時間も限られています。その時間だけ、どれだけ一生懸命に勉強したとしても、日ごろの勉強が身につかないと意味がありません。そう考えると、お子さんが一人の時にどれだけ自分で勉強ができるのかが大切になってきます。塾に行っているお子さんの多くに見られるのは、塾に行っていることで安心してしまい、結局家ではほとんど勉強する習慣ができていないというお子さんが、見ていると多いと感じるのが現状です。塾で宿題が出されることもありますが、直前にまとめてやったり、ただ問題をこなしているだけでは当然成果は出ません。やはり、勉強の基本になってくるのは学校の授業ですから、塾の日や家庭教師の日に関係なく、毎日の学校の授業に合わせて予習・復習を習慣づけていくのが、成果を出すうえで、遠いようで一番の近道です。
ただ、そうはいっても自分一人だと「何をやったらいいか」「どこをやったらいいか」が分からないというお子さんもたくさんいらっしゃいます。あすなろでは、塾や家庭教師の時間での勉強はもちろんの事、指導がないお子さんが1人の時にでも、自信をもって出来る勉強のやり方をアドバイス
しています。予習・復習の基本的なやり方から教えるので、基礎からわかっていない・・・ というお子さんも安心してください。簡単で効率のいいやり方から教えていくので、どんなお子さんでも成績をアップさせる自信があります!