勉強をしていると、だんだんイライラしてしまい、勉強をするやる気が失われてしまったとういう経験はありませんか?
勉強中にイライラしてしまうと、勉強が手につかなくなってしまい非効率的です。しかし、誰しも好きでイライラしている訳ではないのに、なぜかイライラしてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、勉強中にイライラしてしまう原因と、原因別の解消方法を紹介します。
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勉強中にイライラしてしまうのはなぜ?
自分の思い通りにならずにストレスを感じてしまうと、人間はイライラしてしまいます。
勉強中にイライラして手につかなくなってしまったことがある方は、何が自分にとってストレスになってしまっているのかを確認してみましょう。
勉強していて分からないところが続いた
勉強をしていても、わからないところが続いてしまうとストレスが溜まり、イライラの原因になってしまいます。
また、暗記科目の繰り返しや同じ作業の繰り返しに飽きてしまっているのも大きな要因として考えられます。
騒音がして集中できない
例えば、家の近くで工事が行われていて音がうるさい。など、騒音のある環境では集中できずにイライラしてしまいます。
また、小さな弟や妹がいて、勉強をしなければならないのに話しかけられてしまい、イライラした経験があるという方は多いのではないでしょうか?
勉強がストレスになっている
勉強中にイライラしてしまう最大の原因が、勉強そのものがストレスになっている点です。
勉強しようと思ってはいるのに、保護者や先生に「早く勉強しなさい」と言われてしまい、嫌になってしまったという経験はありませんか?
また、受験日が近くなってくると気持ちが焦ってしまい、イライラしてしまう原因になってしまうこともあります。
勉強中にイライラしてしまったときの対処法
勉強中にイライラしてしまった時は、イライラの正体を突き止めることが重要です。
イライラの正体を突き止められたら、もうイライラを解消できたも同然です。
ここでは、勉強中にイライラしてしまった時の、原因別の対処法を3つご紹介します。
わからないところが続いたら教科を変える
勉強してわからないところが続いてイライラしてしまったら、勉強する教科を切り替えるのもひとつの方法です。
また、問題のレベルを変えて基礎をおさらいすることで、イライラした気分を変えることにも繋がります。
暗記科目に飽きたら計算問題に切り替える、計算問題でイライラしてきたら暗記科目に、と、勉強するカテゴリーを変えるのも効果的です。
集中できる環境に変える
勉強する環境に集中できなくてイライラしている方は、勉強する場所や環境をかえることも効果的です。
学校や塾の自習室や図書館・カフェなど、イライラしてきたら場所をかえることで、気持ちを落ち着かせて勉強することができるでしょう。
自宅やカフェ等で勉強中に騒音が気になって集中できない時は、ノイズキャンセル機能の付いたイヤホンなどを活用するのも効果的です。
気分転換をする
勉強でストレスが溜まってイライラしてきたら、適度に気分転換をして気持ちをリセットしてあげましょう。
軽いストレッチや運動をするのも気分転換の1つです。神経伝達物質のセロトニンの分泌が促され、気持ちを落ち着かせる効果があります。 また、甘いものを食べて糖分を補給することで、脳の栄養となるブドウ糖を摂取することができるため、気持ちを切り替えることができるでしょう。
勉強中にイライラしてしまわないためには
一度イライラしてしまうと、イライラの対処方法を知っていても、気分を落ち着かせるのに時間がかかってしまいます。
大切なことは、勉強中にイライラしてしまわないように予防していくことです。
予防策を3つご紹介していきます。
自分を褒める
勉強でわからない部分が続くと、「あれもわからなかった」「これもわからなかった」と、できない部分を数えてイライラしてしまった経験はありませんか?
できないことを数えるのをやめて、できたこと・わかったことを数えることで、勉強で努力した自分を褒めてあげましょう。
勉強した時間をストップウォッチで計る、解いた問題集や短くなった鉛筆を捨てずに溜めておくなど、自分が頑張ってきたことが目に見えるように残しておくことで自信がつき、イライラする気持ちを抑えることができます。
人と自分を比較するのをやめる
友達や兄弟など、自分よりも成績の良い人と自分を比較してしまうと、ストレスが溜まってしまいイライラの原因になってしまいます。
人と自分を比較するのではなく、「前回のテストよりも〇点あがった」「前は分からなかった部分がわかるようになった」と、過去の自分に勝てるように頑張りましょう。
なかには、親や先生に言われた何気ない一言がストレスになってしまい、イライラの原因になってしまうこともあるでしょう。 人間関係がストレスになっている場合は、思い切って自分の気持ちを話してみましょう。気持ちがスッキリすることもあります。
勉強を一旦やめる
勉強そのものがストレスになってしまっている時は、あえて一旦勉強をやめて、友達と遊んだり趣味の時間を作ってみましょう。
イライラした状態で3時間勉強するよりも、しっかりと気分転換ができた状態で2時間勉強した方が効率が良いものです。
まとめ
勉強中にイライラしてしまうのは必ずしも悪いことばかりではなく、向上心がイライラになって現れることもあります。
しかし、勉強中にイライラした状態が続いてしまうと、勉強の効率を下げてしまうため、イライラの原因を追求して上手に解消し、勉強の効率を上げていきましょう。
自分で自分の感情を管理して、できるだけイライラしないようにコントロールするのも、大人になるうえで必要なスキルになります。