受験も無事終わって高校生活に胸を膨らませる人がほとんどですよね。ただ、中学の時とは学校にいる時でも過ごし方がガラリと変わります。やれることが増えてついつい気が緩んでしまうことも多いです。今日は中学生と高校生の学校生活の違いを紹介していくので、楽しい高校生活にするために備えていきましょう。
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学校内の生活
休み時間
中学までだと休み時間は次の授業の準備をしたり、友達とおしゃべりなどをして過ごすことが多いですよね。しかし、高校生になると、授業の準備はもちろんしますが、購買や自動販売機があるので学校で飲食をすることができます。学校にもよりますがスマートフォンや雑誌などで暇つぶしをする人もいます。中学生と比べて休み時間でもいろいろなことができるようになります。
授業、課題
中学と高校の授業を比べると、高校の授業は科目が増えて、内容も難しくなり、進むスピードも早くなります。さらに授業の課題とは別に週末に課題が出るところもありますし、夏休みなどの長期休暇は科目ごとにかなりの量の課題が出ます。また、中学校は義務教育ですが、高校からはそうではありません。中学と同じように、と思っている人は注意が必要です。
学校の行き帰り
高校になると電車やバスなどの交通機関を使って登校する人も多くなり、通学時間が長くなり、ます。また、中学の時は家から学校、学校から家と行く途中にどこかに寄ったりすることはなかったと思います。遊ぶ時は一度家に帰ってからというのが一般的でしょう。しかし、高校生になると学校の行き帰りに遊ぶことの方が多くなります。下校時に友達と寄り道したり、部活終わりにご飯を食べに行ったりと、中学の時と比べて行動範囲も広がります。
ルールや仕組みについて
校則
校則は完全に学校によります。高校によっては中学よりも厳しくなることもありますが、中には私服でOKという高校もあります。ただ、中学よりも校則がゆるくなる場合の方が多いです。持ち込んでよくなる物が増えたり、カバンも指定のものではなくなったりと自由なことが増えてきます。
部活動
中学校では必ずどこかの部活に入らなくてはいけない、というところもあります。しかし、高校では部活動が強制であることはまずあり得ません。部活に入らずに勉強したり、友達と遊んだり、バイトをしたり、趣味に時間を使ったりといろんな人がいます。そのため、部活に入る人は本当にそれがやりたくて入ることが多いです。県外まで遠征に行ったり、合宿に行ったりということもありますし、普段から遅くまで練習している部活もあります。
クラス分け
中学の時は誰とでも同じクラスになる可能性がありましたね。しかし、高校ではそうとは限りません。文系理系が分かれた後や、選択授業によってクラス分けがある程度決まったりする学校もあります。また、教科によってはテストの点でクラス分けをする、ということもあります。
イベント
定期テスト
高校生でも必ずあるのが定期テストです。中学の時でも定期テストはありますが高校のテストは教科が増え、内容が難しくなるので中学の時よりも勉強量が必要になります。テスト期間になってから勉強を始めると夜遅くまで勉強しないと追いつかず、体調を崩してしまう人もいます。
学校行事
高校生活の大イベントと言えば文化際、体育祭は必ず挙げられると思います。この2つはイベントの準備にかなりの時間がかかります。中学と違い、文化祭の出し物や体育祭の練習など、生徒が主体となって準備、運営をしていくので、友達や一緒に準備したクラスメイトとの仲も深まります。この準備期間中は遅くまで学校に残って準備、練習することが出てきます。中学の時よりも規模が大きく、自分たちが主体でやるので気合が入ります。
補習、模試
中学校では土日に勉強系のイベントはほぼなかったと思います。しかし、高校になると土日に模試があったり、補習があったりと休みの日でも学校に行くことがあります。テストで悪い点を取ったら再試があったり、夏休みなどの長期休暇中でも補習があるという高校もあります。また、普段の授業が始まる前や終わった後に補習があったりする場合もあります。このように授業以外でも補習という形で勉強する場合があります。
自由な時間が増えるからこそ
今回書いたように,中学生と高校生では学校生活にかなりの違いが出てきます。高校生は中学生と比べて学校でもかなり自由に過ごせるようになります。自由にできる時間や学校でやれることは増えますが、学校行事や部活、テスト勉強などにかける時間は中学の時と比べてかなり多くなります。自由に使える時間を無駄にしないようにしましょう。自由な時間が増えるからこそ何をするかによって他の人と差が出ますよ。