前回、勉強とダイエットに関する記事をまとめました。気になる方はこちらをご覧ください。
その記事の中で紹介したように、勉強をするだけで脳はエネルギーを消費します。
その消費したエネルギーを補充するために、エネルギー、とりわけ糖分は必要になってきます。
今回は、勉強中に食べるおすすめのお菓子を15品紹介したいと思います!
実は、勉強中にお菓子を食べることは悪いことではありません。食べるものや食べ方に気をつければ、集中力アップにつながることもあるんですよ!
=もくじ=
勉強の味方になるお菓子の種類とおすすめ15選
チョコレート系
お菓子で糖分と言ったら、チョコレートですよね。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールを摂取すると、脳の血流量および認知機能をアップさせるBDNFという栄養素が増える可能性があることが分かっています。
さらに、ストレスの軽減効果もあるため、かなりおすすめのお菓子です。
※食べすぎには注意してくださいね。
「チョコレート効果」(明治)
一般的なチョコレートよりも多くのカカオポリフェノールを含む、高カカオチョコレートです。勉強中には、手を汚さず少量ずつ食べられる箱タイプがおすすめです。
「メンタルバランスチョコレートGABA」(グリコ)
ストレス軽減の効果があると言われているGABAを配合したチョコレートです。袋タイプで、ひと口サイズのため、少しだけ食べるのに便利です。
ラムネ系
脳へのエネルギーを供給するためには糖分のなかでもブドウ糖が優秀です。そしてラムネにはこのブドウ糖がたくさん含まれています!
素早く脳にエネルギーを補給できるので、パフォーマンスが落ちてきたな、と感じたらすぐ食べられるよう、常備しておくといいかもしれません。
「ラムネ」(森永)
森永のラムネ菓子はブドウ糖が90%も配合されています。小粒のボトルタイプは机に常備しておくのに最適です。
「大粒ラムネ」(森永)
1粒が1.5倍の大きさで、食べ応えがアップしています。かさばらない袋タイプなので、鞄に忍ばせ、疲れた時にさっとつまむのに便利です。
ミントタブレット系
ラムネに似ていますが、糖分の補給よりも、清涼感がリフレッシュや眠気覚ましの役に立ちます。
軽い刺激のものから非常に強い刺激のものまで、商品展開も様々です。自分に合った味のものを見つけましょう。
「ミンティア ドライハード」(アサヒグループ食品)
ミンティアのなかでもかなり刺激が強く、カフェインカプセルまで配合されています。とにかく早く眠気を覚ましたい時の味方です。
「フリスク ペパーミント」(クラシエフーズ)
ミントタブレットの定番です。ほどよいミントの刺激と清涼感が頭をすっきりさせてくれます。ミントタブレット初心者はこちらから試してみましょう。
ガム系
スポーツ選手がガムを試合中に食べているのを見たことはありませんか?噛むという動作は脳の働きを活性化させます。長い時間ずっと嚙み続けられるガムは、勉強中にうってつけのお菓子です。
なかにはミントなどの刺激で眠気を覚ませられるものもあります。
「フルーティオ アソートファミリーボトル」(ロッテ)
大容量ボトルは、自宅の机に常備しておくのに最適です。優しいフルーツ味のガムですので、強い刺激が苦手な方でも楽しめます。
「キシリトールガム ブラックミント」(ロッテ)
眠気覚まし効果を求める人には、こちらの強清涼系ガムをおすすめします。キシリトール配合で、虫歯の心配なく食べられるのもうれしいポイントです。
グミ系
ガムだけでなく、グミでも噛むことによる集中力増加の効果を得ることができます。
勉強中に食べるグミなら、硬くて噛み応えがあるハードグミを選びましょう。
「ゴールドベア」(ハリボー)
ハードグミの定番です。ラインナップが非常に多く、好みの味を選べます。とても歯ごたえがあるグミなので、しっかり脳を活性化できるでしょう。
「フィットチーネグミ ハードボイルド」(ブルボン)
比較的弾力のあるグミです。様々な味がありますが、中でもコーラ味のハードボイルドは厚みがあり、よりハードな食感ですので、勉強中に噛むならこちらがおすすめです。
キャンディ系
糖分補給にはキャンディーもおすすめです。舐め終わるのに時間がかかるため、つい食べ過ぎるということもありません。
勉強中なら、ノンシュガータイプではない飴を、噛まずに舐め続けるようにしましょう。ミントやハッカ風味の飴は、眠気覚ましやリフレッシュ効果も期待できます。
「サクマドロップス」(サクマ製菓)
定番の人気商品ですので、大抵の店で手に入ります。8種類もの味が楽しめるため飽きません。缶の音が気になる人には、袋タイプをおすすめします。
「龍角散ののどすっきり飴」(龍角散)
ハーブのすっきりとした風味で、疲れた気持ちをリフレッシュできます。特に、のどの乾燥が気になる冬場におすすめしたい商品です。
その他
他にも厳密にはお菓子ではないですが、果物や煮干しなどもおすすめです。
バナナ
バナナは特に勉強中におすすめの果物です。3種類の糖質が含まれており、それぞれ吸収にかかる時間が異なるため、バナナを食べた後しばらくは脳に糖分を贈り続けられるのです。
ドライフルーツ
ドライフルーツによる糖質の摂取もおすすめです。食物繊維が多く噛み応えがあるため、脳の活性化も期待できます。
アーモンド小魚
集中力を高める効果があるナッツ類と、煮干しを一緒に食べられる優れものです。どちらも歯ごたえがあり、噛むことによる脳の活性化も期待できます。
注意してほしいこと
勉強中の間食に様々なメリットがあるとはいえ、無条件に好きなだけ食べていいわけではありません。一歩間違えると、勉強の効率を大きく落とす可能性もあります。
勉強中にお菓子を食べる際は、以下のポイントに注意してください。
食べすぎは逆効果
糖質を摂取すると血糖値が上がりますが、この血糖値の上昇が急すぎると、強い眠気に襲われるようになります。食事の後に眠くなりやすいのはこのためです。
つまり、脳への栄養補給のためだからと甘いお菓子を食べ過ぎると、逆に勉強に集中できなくなってしまいます。
また、糖質の摂りすぎは健康にも良くありません。勉強中にお菓子を食べる際は、食べる量に注意しましょう。
虫歯には要注意
糖質は虫歯菌のエサです。口の中に食べ物が入っている時間が長いほど、虫歯になるリスクも増します。
だらだらとお菓子を食べ続けないように間食の時間を決める、食べた後は歯磨きをするなど、歯の健康にも注意しながらお菓子を楽しみましょう。
勉強中にお菓子を食べると、脳への栄養補給や噛むことによる脳の活性化、眠気覚ましやリラックス効果など様々なメリットを得られます。食べるお菓子によっては、集中力や認知機能の向上なども期待できます。
ただし、食べ過ぎには要注意です。食べるものや食べ方を工夫しながら、お菓子の持つ力を上手に利用して、勉強に活かしてください。