勉強は習慣化が大事、とよく言われますよね。
学習習慣を身につけることで学習内容が記憶に定着しますし、成績アップや自信にも繋がります。しかし、いざ習慣化しようと決めても、「疲れたから途中でやめてしまう」「三日坊主で終わってしまう」など、なかなか習慣化が見につかずに悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、学習の習慣化を身につけるコツを紹介していきます。もうすぐ夏休み。勉強習慣を今のうちに身につけて、夏休みを有意義なものにしましょう!
学習習慣の定着に失敗する理由
学習習慣を身につけるために、高い目標を設定していませんか?実はそれ、あまりいい方法ではありません。
最初から高い目標を設定してしまうと、「目標」が「ノルマ」になってしまいます。そして、「ノルマ」が達成できなかったら「一回達成できなかったし、もういいや…」と面倒になったり、「達成できなかったから私はだめだ…」とマイナスな感情が出てしまうなど、悪循環が生まれてしまうのです。
学習習慣を身につけるためには、自分が無理なく達成できる「小さな目標」を設定しましょう。
例えば、「一日10ページ問題集に取り組む!」という目標を毎日するのは大変です。これを「1日1ページ問題集に取り組む!」とすればどうでしょうか? 毎日頑張れる気がしてくると思います。
このように、どんな小さなことでもいいので、自分が無理なく達成できる目標を設定し、毎日コツコツ取り組むことが大切なのです。
学習の習慣化定着のコツ
ここからは、学習習慣を身につけるためのコツについて紹介していきます。
① 小さい目標設定
先述の通り、自分が無理なく達成できる「小さな目標」を設定しましょう。
1日1ページ問題集に取り組む、1日5分英単語を覚える、このような小さい目標を立てることで、習慣化する前に挫折してしまう可能性も低くなります。
また、これらの小さい目標をまずは1種間続けてみて、もう少し頑張れるなら徐々に目標の範囲を広げていきましょう。逆に続けられなかった場合は、さらに小さい目標を設定し、まずは自分が無理なく続けられる最低ラインを見極めることも大切です。
② 行動の「きっかけ」を決める
学習習慣を身につけるために、その行動を始める「きっかけ」を決めることも効果的です。
例えば、「寝る前に10分間勉強する」という目標を立てたとします。
寝る前の習慣の一つに「歯磨きする」があると思いますが、これを行動の「きっかけ」としてみましょう。「歯磨きが終わったら10分間勉強する」とすれば、頑張れそうな気がしますね。
このように、行動の「きっかけ」を決めることで、既に身についている習慣から次の行動へつなげることができるので、習慣化しやすくなるのです。
③誘惑に負けそうなものは遠ざける
勉強に飽きてしまうと、息抜きがてらにスマホやゲームを触ってしまい、気付いたら数時間立っていた…なんてことがあると思います。このような誘惑に負けないための環境づくりはとても大切です。
例えば、ついついスマホを触ってしまうのであれば、電源を切ってすぐ手の届かない場所に置くか、勉強が終わるまで保護者さまに預けるのも一つの手です。
また、自分の部屋にある漫画や本に気を取られるのであれば、自分の部屋以外で勉強するのがいいでしょう。
このように、誘惑に負けそうなものが近くにある場合、それを遠ざける工夫をしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、学習習慣化のコツについて紹介しました。
学習目標となるとついつい高い目標を設定してしまうと思いますが、人によっては逆効果になってしまいます。なぜなら、目標が達成できなかったことでモチベーションが下がり、やる気低下や勉強嫌いのきっかけになってしまうからです。
まずは自分ができる最小の目標を見つけ、小さな目標の達成経験を積み重ねていくことが何よりも大切です。この行動の積み重ねが勉強のモチベーションにも繋がりますし、学習習慣の定着にも結びつくでしょう。
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