【自主勉強、何すればいい?】迷ったときのおすすめ勉強法ガイド!

中学生にとっての大きな山場、「定期テスト」。このテストで良い結果を出すためには、授業や宿題に加えて、“自主勉強”がとても大切です。

とはいえ、「何をすればいいのか分からない」と悩む人も多いのが自主勉強。
そこで今回は、「自主勉強ってどうやるの?」という疑問を持つ中学生のために、自主勉強の進め方や効果的なやり方をわかりやすく紹介します。

「何をやったらいいか分からない」「やってはいるけど成果が出ない」と感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。勉強の効率を上げるコツもあわせて紹介します!

自主勉強ってなに?

「自主勉強」とは、その名のとおり、自分の意思で取り組む勉強のことを指します。

たとえば学校の宿題は、先生が内容や提出期限を決めますよね。でも、自主勉強にはそういった決まりはなく、何をどれだけやるかを自分で考えて実行する必要があります。
そのため、「何をすればいいのか分からない…」と迷ってしまう人が多いのも、自主勉強の特徴のひとつなんです。

つまり、自主勉強は「宿題以外の勉強」ということになりますが、最近では学校によって「自主学習ノート」を使った取り組みも増えています。
この自主学習ノートは、決められた日に提出するという点では宿題と同じですが、内容については自分で決めることができます。
たとえば「英語の文法を復習する」といったテーマを自分で選び、その学習の内容をノートにまとめていく形です。

自分でできる勉強方法とは?

「勉強したいけど、自分で何をやればいいのか分からない……」そんなふうに悩んでいる人は、まずは授業の復習から始めてみるのがおすすめです。

復習は、どんな勉強の土台にもなる大切なステップです。授業で学んだ部分を、教科書を使ってもう一度読み返し、内容をしっかり確認するだけでも、十分立派な自主勉強になります。

ここでは、復習を中心とした自主勉強のやり方を6つ紹介しています。
「何をすればいいか分からない…」という人は、まずはここに書いてある方法を1つずつ試してみてください。

繰り返していくうちに、自主勉強に対する自信がつき、自分に必要な勉強や、取り組みたいことが自然と見えてくるはずです。

教科書の音読

授業を受けたら、後で教科書の該当するところを音読してみましょう。目で文章を読むだけでなく、声に出して読み上げることで、教科書の内容が頭に残りやすくなります。

用語や単語などを覚える際にも、まずは音読。物語やできごとの全体の流れを、文として頭に入れてからの方が、後々の暗記がはかどりますよ。

単語や漢字の暗記

「勉強」と聞くと、真っ先に「暗記」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際、暗記は自主勉強の中でもとても大切な要素のひとつです。

たとえば、授業で新しく出てきた漢字や英単語などは、その日のうちにしっかり覚えておくといいでしょう。

人は、一度に多くのことを記憶するのが苦手ですし、せっかく覚えたことも、時間が経つと忘れてしまいます。
だからこそ、暗記は「少しずつ」「くり返し」行うことがポイント。何度も反復することで、知識がしっかり頭に定着していきます。

つまり、暗記は短期集中ではなく、コツコツ続ける“長期戦”です。習ったその日に覚えて、あとから何度か復習するこの積み重ねが大切なんです。これをサボってしまうと、テスト前にあわてて詰め込むことになってしまいます!

問題の解き直し

授業で取り上げられた問題に、もう一度チャレンジしてみるのも効果的な自主勉強の方法です。

特に、自分が間違えた問題を中心に解き直すのがおすすめ。
ミスした問題は、「まだしっかり理解できていない部分」を教えてくれるサインなんです。
もう一度解いても間違ってしまう場合は、教科書を読み返したり、先生に質問したりして、その内容をしっかり理解することが大切です。

こうして、何度もくり返し解き直していけば、やがて全問正解できるようになります!

演習問題に挑戦

授業で扱った問題がしっかり解けるようになったら、次のステップとして、演習問題に挑戦してみましょう。
応用問題に取り組むことで、考える力がつき、その単元についての理解がより深まります。

まずは教科書に載っている演習問題にチャレンジしてみてください。
また、学校で使っている問題集やワークがあれば、それもとても役立ちます。さらに、教科書に合わせた市販のワークを使うのもおすすめです。

そして大事なのは、わからなかった問題や間違えたところをそのまま放っておかないこと。
しっかり見直して、何度も解き直して、「できる!」と自信を持てるまで繰り返すことが大切です。

要点をノートにまとめる

ある単元やテーマについて「なんとなく分かってきたかも」と感じたら、その内容をノートにまとめてみましょう。

ここでのポイントは、「簡潔に」まとめること。
実はこの作業が、意外と難しいです。本当に理解していないと、要点をうまく整理できずに、つい教科書をそのまま写してしまいがちになります。

自分がしっかり理解できているかを確認するためにも、自主勉強がひと段落したタイミングで、学んだ内容をノートにまとめてみてください。
うまくまとめられれば、それは理解が深まっている証拠ですよ!

次の授業の範囲の予習

これまで紹介してきた5つの勉強法をやりきって、「次は何をすればいいんだろう?」と迷ったときは、思いきって次の授業の予習にチャレンジしてみましょう。

といっても、予習はそんなに難しく考える必要はありません。まずは教科書の先のページをパラパラと読んでみるだけでOKです。
内容がよくわからなくても大丈夫。むしろ「ここ、なんか難しそうかも…」と感じるポイントを見つけておくのが大切です。

あらかじめ読んでおくことで、自分がつまずきそうなところを事前に知ることができます。そうすれば、実際の授業で「ここに集中すればいいんだな」と意識して話を聞くことができるようになります。
予習の目的は、完璧に理解することではありません。「次に習う内容の中で、どこが難しそうか」をチェックするつもりで、気軽にやってみてください。

自主勉強をする際のポイント

せっかく自分の自由な時間を使って自主勉強するのですから、その分、きっちり成績が上がってほしいですよね。

ただ、自主勉強をするときにあるポイントに気を付けておかないと、勉強の効率が下がって、期待したような成果が出なくなる可能性があります。
自主勉強の努力をムダにしないためにも、この大切なポイントも押さえておきましょう。

集中できる環境を整える

勉強の効率を上げるためには、とにかく「集中すること」が大切です。集中できる環境を整えることが、成果に大きく影響します。

例えば、楽しそうな物が目の前にあると、ついそちらに気を取られてしまいますよね。だからこそ、部屋を片付けたり、勉強に必要ないものは目に見えない場所にしまったりして、できるだけすっきりとした環境を作りましょう。

また、勉強中にスマホを触らないようにするなど、勉強のルールを決めることも大切な環境作りです。自分なりのルールを守って、集中できる環境を整えていきましょう。

ノートの作り方に注意

特に「自主学習ノート」を先生に提出する必要がある場合、ノートの作り方には少し工夫が必要です。

先生に見せるからといって、必要以上にノートをきれいに作り込んでいませんか?
ノートに何かを書くことが「勉強」だと思ってしまうかもしれませんが、実際にはそれが本当の勉強にはなりません。きれいにカラフルにノートを作ることに夢中になりすぎて、肝心の勉強の内容が頭に入っていなければ意味がありません。

提出物をきちんと書くことは大切ですが、あまり「デコレーション」に力を入れすぎないようにしましょう。
手間をかけたノートを作ることで、「勉強した」と感じてしまうことがあるので、その点にも注意が必要です。

塾に通っている人は先生からアドバイスをもらおう

もし、これまでに紹介した勉強方法を試してみても成績が伸びない、何か足りない気がする、次に何をすればいいのか分からないという場合は、誰かにアドバイスをもらってみましょう。

一番頼りやすいのは、やっぱり学校の先生です。また、塾に通っているなら、塾の先生に相談するのもおすすめです。
先生は、生徒それぞれの勉強のクセや習熟度をよく見ているので、きっと役立つアドバイスをもらえるはずです。
先生や塾のサポートを上手に活用し、自分にぴったりの自主勉強方法を見つけていきましょう。

まとめ

自主勉強とは、宿題のように決められたものではなく、自分の意志で取り組む勉強のことです。成績を上げるためには、この自主勉強が非常に重要です。

自主勉強にはいろいろな方法がありますが、基本的には授業で学んだ内容を復習することが大切です。教科書を読み返したり、出てきた単語や重要なポイントを覚えたり、問題を解き直して理解を深めることが基本です。

もし、さらに効果的な勉強法を探している場合は、塾の先生に相談してみるのも一つの方法です。自分に合った勉強法や、次に取り組むべきこと、力を入れるべきポイントを教えてもらえるはずです。

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