こんにちは。あすなろの外川です。
夏休みの自由研究は順調に進んでいますか?先日自宅のシンクの汚れの掃除をしようと調べていて「重曹」について興味を持ちました。
「重曹って料理で使うものじゃないの?」重曹の使い道について、色々調べて実験してみたら面白いぞ!と思い今回は“重曹の秘密”と題して自由研究にしてみました。皆さんも一緒に重曹の魅力に迫ってみましょう。
『調理』
調理にはいろいろ使われます。その中でも有名なのが“ベーキングパウダー”代わりに使うことがあります。ベーキングパウダーとは、いわば膨らまし粉。パンや、スポンジなどのふっくらさせるのが必要な食品をつくる際に使われます。実は19世紀はじめにパンに使われたのをアメリカで発見されたのがはじまりなんですよ!そして“カルメ焼き”にも使われます。
じゃあここでカルメ焼きをつくってみましょう!
用意するもの
・砂糖
・水
・重曹
作り方
①お玉に砂糖と水を入れ、中火にかける。
②温度を測りながら火にかけ、125℃になり沸騰して細かい泡がぶくぶく出てきたら、火からおろす。
③お玉に重曹を加えて、すりこぎで素早く100回ほど混ぜる。
④ぷくっと膨らんできたら完成!
『PH調整剤』
みなさん、PH調整剤って聞いたことはありますか?この読み方は『ぺーはーちょうせいざい』とのことです。これは何かというと皆さんが口にしている食品、この食品は何もしないと色が変わったり、見た目が悪くなったりまします。それを防ぐために食品添加物(しょくひんてんかぶつ)が入れられています。その食品添加物がPH調整剤というものです。食品添加物と聞くと身体に悪そうですよね。このPH調整剤というものは国で決められたものしか使えなく、毎日一生とり続けても体に害がないものを使っています。
『脱臭剤』
酸性の臭いに対する脱臭効果があり、肉・魚臭さを消したり、靴箱の脱臭剤などにも使用できます。
酸性だけでなく、たばこや生ごみなどアルカリ性の臭いにも効果があります。
『洗剤』
重曹自体がアルカリ性のため、油汚れや悪臭の原因である酸性と結合して中和させ汚れを落としやすして臭いも消します。そして酸を中和する時に炭酸ガスの泡と細かい超音波を出します。この泡と超音波で汚れを浮き上がらせて落とします。
『炭酸水のもと』
よくあるソーダ飴。飴の中に粉が入っていて、それをなめるとシュワシュワするもの。あれが重曹です。シュワシュワというと炭酸。そう、炭酸水のもとにも使われています。
『入浴剤』
実は重曹は温泉にもなっています。天然の温泉に含まれる場合は重曹泉となり、これを模した入浴剤もあります。有名な温泉どころは“嬉野温泉”お肌がつるつる、綺麗になります。
これだけでもものすごい量の使用方法がありますね。 みなさんで重曹の魅力に近づいてみましょう!!
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