皆さんこんにちは、家庭教師あすなろスタッフの夏川です。
ついに大阪府の公立高校が全国で初めて完全無償化に踏み切ることが決定しました。
これによってどう変わってくるのか、家庭教師のあすなろではどんなフォローができるのかを詳しく紹介していきたいと思います。
この記事は以下のサイトを参考に書いています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/kyoishisetsu/furitukoukou/
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公立高校完全無償化とは?
まず一番最初に注意をしないといけないことが、高校にかかる費用がすべて無償になるわけではありません。あくまでも「授業料」のみが無償化の対象となります。入学金や制服代、課外活動費、施設設備費などの費用はこれまで通り保護者の負担となります。
とはいっても、授業料は全日制高校で356,400円もの負担になるので、これが0円になるだけで負担が軽減されることは間違いないでしょう。
いつから適用されるの?
2024年12月現在でのお話ですが、『2024年度から段階的に進められる』と言われています。
具体的には2024年度の3年生から所得制限の撤廃を開始し、2025年度は2〜3年生、2026年度には1〜3年生すべての学年で完全無償化となる見込みです。
現在でも所得制限はかかっていますが公立高校の無償化は行われています。この制度自体は全国の他の都道府県でも見られますが、所得制限を設けずに完全無償化することが全国で初めての施策となっています。
公立高校完全無償化に伴う変化は?
予想される一番大きな変化は公立高校志望者が激増するということでしょう。
一般的に高校三年間での全日制の学習費は公立高校が約150万に対して私立高校が2倍以上の約320万かかると言われています。
※令和3年度子供の学習費調査を参照。
もちろん私立高校にも魅力がたくさんありますが、授業料の約30万円が無償となると、私立高校との学習費用の差が約2.5倍以上に開いてしまうため、公立高校を目指すご家庭が増えることが予想できます。
公立高校の倍率が上がる
公立高校を目指すお子さんの数が増えれば、当然倍率が高くなります。
つまり、今までは100点満点のテストで70点をとれば合格していた高校が80点とらないと合格できないようになってしまいます。
入試問題が難しくなる
それだけではありません。現在大阪府では英語・数学・国語の主要三教科はA,B,Cの三種類の難易度の問題が作られ、学校によって指定がされていますが、入試問題の難易度自体が全体的に引きあがる可能性も高いと思います。
特にC問題は現在でも全国でトップクラスに難しい難易度ですが、さらに難易度が上がり、有名私立高校入試と同じくらいの難易度まで上がる可能性もあります。
授業の進度が早まる
さらに、学校側は入試の難易度が高くなることを見越して、学校の授業のカリキュラムを実際よりも早めて、受験勉強に備える学校も出てくると予想できます。そのため、中学校2年生の分野を中学校1年生の3学期に、中学校3年生の分野を中学校2年生の3学期に行うようになるのではないかと予想しています。
必要なことは授業の定着
ここまでで、公立高校入学への学力的なハードルが高くなることが分かると思います。これまで以上に勉強に力を入れないといけなくなってしまいます。
けれども、安心してください。
大前提、公立高校の入試の範囲は、『学校で学ぶ教科書の中から』と決められています。
つまり、難易度が上がろうとも、希望者数が増えようとも、進度が早くなろうとも、出てくる範囲自体は変わらないということです。
もっというと、学校の授業が完璧に理解できていれば、どれだけ周りが変わろうとも関係がないということです。
家庭教師のあすなろができるフォロー
家庭教師のあすなろは短時間で「勉強のやり方」をおしえることがモットーの家庭教師です。
そして、私たちあすなろが一番大事だと思って教えていることは『学校の授業を分かるようにすること』です。これが「勉強のやり方」の一つです。
特別な勉強は必要ありません。今、勉強が苦手だとしても全く問題ありません。
大切なのは、しっかりと勉強のやり方を掴んで”これからの”授業をしっかりと理解できるようになることです。
大切なことなので、もう一度言います。
学校の授業が完璧に理解できていれば、どれだけ周りが変わろうとも関係がないのです。
倍率が上がったり、入試の難易度が上がったり、学校の進度が早くなったとしても関係ありません。
授業をしっかりと理解できるようになること。
これだけで公立高校の完全無償化の恩恵だけにあずかることができます。
家庭教師のあすなろでは短時間で学校の授業を理解できるようになるコツを体験授業で紹介しています。
是非お気軽にお問い合わせください。