前回「【完全決定版】効率のいい勉強方法を教えます」という記事で効率のいい勉強方法についてご紹介しました。
今回はよく話題にあがる、朝に勉強した方がよいのか?それとも夜に勉強をした方がよいのか?論争に決着をつけたいと思います!
結論から伝えると、両方大事です。それぞれにメリット・デメリットがあるので早速みていきましょう。
まずはそれぞれの脳の働き方を知りましょう
朝の脳の働き方
睡眠によって、しっかりと休息が取れた朝の脳は、リフレッシュできた良い状態で働くことができます。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、起床から3時間程度の時間帯は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ、思考力・集中力が非常に高まる時間帯とされています。
夜の脳の働き方
人間の記憶は睡眠時に整理されるため、夜の脳は情報を記憶しやすい状態になっているといわれています。
しかし、1日働いた脳は夜には疲れてしまっているので、コンディションが良好とは言えません。
朝勉強におすすめの科目
朝起きてからの数時間は脳がリフレッシュした状態で、思考力・集中力が必要な科目の勉強がおすすめです。
- 数学や理科の1分野といった理系科目
- 英語の長文読解
上記のような、集中した思考力が必要になる勉強は、脳が活性化しやすい朝の時間帯に効率的に進めることができます。
一点注意点を上げるならば、脳が活動するにはブドウ糖が必要なので、朝食後に行うと最も効率的に勉強をすることができます。勉強に取り掛かったら、まずは簡単な計算問題などから始めて、頭を完全に起こしてから難問に取り組むようにしましょう。
夜勉強におすすめの科目
人間の脳は、睡眠により記憶が定着しやすい効果が期待できるため、夜勉強は暗記科目に適しています。
- 英単語の暗記
- 古文・漢文の暗記
- 社会や理科の2分野などの暗記
寝る前に上記のような暗記科目を勉強すれば、寝ている間に記憶が定着する効果が期待できます。
こちらも注意点を上げるならば、睡眠時間を削らないようにしておくことです。もっと続けたいと思うのは素晴らしいことですが、夜更かしをし過ぎないように終了時間を前もって決めておきましょう。思春期の年代の方には最低でも7時間以上の睡眠時間を確保しておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人間の脳は時間帯によって働き方が変わりますので、時間帯によって勉強の効率も変わってきます。
特に、効率的に勉強ができるのが朝と夜の時間帯です。朝は状態の良い脳で思考力・集中力が必要な科目、夜は記憶が定着しやすいため暗記科目に向いています。 勉強はやみくもに勉強時間を増やすだけではなく、時間帯に応じて効率的に勉強方法を選択していくことが重要です。