【中1英語】 「もの」を説明する「This」「That」とは?

こんにちは、あすなろスタッフのカワイです。
これまで「私」「あなた」「そこにいない人」について説明する表現を紹介しました!段々と使える表現が増えてきて、ワクワクしませんか?
文法など丸暗記になってしまいがちですが、文法のイメージにまで触れて説明していっているので、理解をしつつ覚えていくようにしてくださいね!

今回は、「もの」や、その場にいる人を紹介する表現「This」「That」 について説明していきます!

一度は聞いたことがある英単語ではないでしょうか?


あすなろには、毎日たくさんのお悩みやご質問が寄せられます。
この記事は英語の教科書に基づいて中学校1年生のつまずきやすい単元の解説を行っています。

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

例1:これは〇〇です。

This is your notebook.
これはあなたのノートです。

ものを指し示すときに、日本人は「これ」「あれ」といった言葉を使いますね。英語にも同様にものを指したり説明したりする際に使える単語があります。それが「This」「That」です!

Thisは、日本語の「これ」に当たります。自分の周囲にあるものについて指し示す時に使います。
Thatは、日本語の「あれ」に当たります。自分から比較的遠くにあるものについて指し示す時に使います。

では、例文を見ていきましょう。

  • 主語:This
  • 動詞:is

自分の周囲にあるものについて指し示すThisが主語になっていて、それに続く「is」が動詞になっています。これはHeやSheなどと同じですね。

詳しい解説

isというのは単数(一つのもの)のときに使われることになっています。彼や彼女は「1人」ですし、「あなたのノート」といえば1つのことを指しています。そのため、isを使用します。
そうすると、「私」や「あなた」も「1人」じゃないか?と気付くわけですが、それらには「am」と「are」という専用のbe動詞が用意されているので、isは使わない、ということです。

また、your notebookの部分ですが、「あなたの○○」としたいとき、「your ○○」といいます。
これの詳しい解説については別の機会にしますね。

次に、そのノートが遠くにあった場合はどうなるか見ていきましょう!

ThisをThatに変えることで、「これは」を「あれは」に変えることができます。

また、このThat isは省略形「That’s」にすることが出来ます。(※This isは省略できません。)

例2:あれは○○ですか?

Is that a station? あれは駅ですか?
-Yes,it is. はい、そうです。
-No,it’s not. It’s a bus terminal.
いいえ、バスターミナルです。

「あれ」という遠くを示す言葉を用いているので、Thatが主語に用いられます。また、例1と同様に、1つのものを指しているので、動詞はisが用いられます。

そして、疑問文にする為には主語と動詞をひっくり返すというルールはずっと同じです。

答えは、「Are you~?」のパターンと少し異なるので注意してみていきましょう。

詳しい解説

気づいた方も多いと思いますが、疑問文の主語をthatとしているのに対し、返事の主語はitとなっています。
このitには明確な主語の意味はなく、単に「そうです」「いいえ、違います」と答えたい場合に形式上「it」を主語に持ってきている、という形です。
日本語でも、「あれは○○ですか?」「はい、あれはそうです」
とは言いませんよね。
人以外の事に関する返事の主語は基本的にitとしましょう
返事の後に続くIt’s○○.についても、人ではない主語として置かれているもので、Itが主語に用いられています。
It’sはIt isの省略形で、よく用いられるので覚えましょう。

Thisについては、次の例文のような用法もあります。

例3:彼/彼女は○○です。

                  This is Michael.                 
彼はマイケルです。

あれ、彼/彼女って、He/Sheで表すんじゃなかったっけ?と気づいた方は優秀です。
これはHeやSheなど、「話している相手とは別の、その場にいる人の名前を示す時」や、「写真や動画に出てきた人などの名前を指し示すとき」など、限定的に使われる言い方です。
知り合いに紹介されるときに「This is~」と言われても、決してもの扱いしているというわけではないので、怒ったりしないようにしてくださいね!

余談ですが、電話でも「This is~」と言って、名乗ります。

This is〇〇.と紹介した後、その次の文では「This」とはもう言わず、「彼」や「彼女」を表す「He」や「She」から始めます。

まとめ

   This is~
That is~ That’s
It is~It’s

今回は「this」「that」「it」をつかった、「もの」を表す用法について解説していきましたが、理解していただけたでしょうか?

いきなり、主語が増えて焦った方も多いと思いますが、主語はこれでほぼすべてです!お疲れ様でした、しっかり暗記しましょう!

主語の種類は増えているものの、文の構造自体は学習スタートの時とずっと同じなので、もし「ついていけていない!」と感じる方は初めからまた読んでみてください!
次回からは、いよいよ「be動詞」ではなく、「一般動詞」を学習していきます。どんどん表現の幅が広がっていくので、楽しく覚えていきましょう!

やってみよう!

問題

( )に入る単語を入れてみよう

  1. ( ) ( ) your desk? これはあなたの机ですか?
  2. -Yes,( ) is. はい、そうです。
  3. Is ( ) a lion? あれはライオンですか?
  4. -No,( ) is not. ( ) a tiger. いいえ、あれはトラです。
  5. ( ) is Mark. ( ) is my friend. (写真の中の人を指しながら)彼はマークです。彼は私の友達です。

答え

  1. Is this
  2. it
  3. that
  4. it , It’s
  5. This , he

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