「as」の使い方|高校英語のつまずきやすい単元を徹底解説!

「as」という単語には様々な使い方があります。「as 形容詞 as」という表現や、接続詞、前置詞としても使われます。今回はそんな「as」の基本的な使い方をまとめて紹介していきたいと思います。


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この記事は英語の教科書に基づいて高校生のつまずきやすい単元の解説を行っています。

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

「as」の必ず覚えなくてはならないの使い方

たくさんある「as」の使い方の中で必ず覚えておかなければならないものは3つあります。

「as + 原級 + as」

「as + 原級 + as」は原級比較と呼ばれる有名な表現です。意味としては「同じくらい~だ」という意味になり、皆さんが一番最初にasに出会ったのはこの表現だったと思います。また、この表現の否定形は「not as + 原級 + as」という形で「~ほど…でない」という意味になります。

接続詞as

asは接続詞として様々な使い方ができます。asは接続詞として5つもの使い方があります。

・「時」
asは「~するとき」という「時」を表す接続詞として使うことができます。

・「理由」
asは「~ので」という「理由」を表す接続詞として使うことができます。

・「比例」
asは「~につれて」という「比例」を表す接続詞として使うことができます。

・「機能」
asは「~ように」という「機能」を表す接続詞として使うことができます。

・「譲歩」
asは「~だけれども」という「譲歩」を表す接続詞として使うことができます。

接続詞としてのasの意味を覚えていないと長文を読むときに和訳に苦労してしまいますよ。

前置詞as

asには前置詞としても3つの使い方があります。前置詞なのでasの後ろには名詞がきます。

・「~(である)と」

She regards him as genius.
(彼女は彼を天才だと考えている。)

・「~として」

He works as a cook at the restaurant.
(彼はそのレストランでコックとして働いている。)

・「~のころ」

As a child, I wanted to be a hero.
(子どもの頃、私はヒーローになりたかった。)

上で紹介した3つがasで必ず覚えておかなくてはいけない使い方です。この3つの使い方はマスターしておかないと長文でasに出会ったときに訳すことが難しいです。接続詞で5つ、前置詞で3つの意味があるので実質9つの意味になりますが、大体この中のどれかに当てはまるのでしっかりと覚えるようにしましょう。

その他のasを使った表現

上の3つ他にもよく出てくるasの表現があるので紹介します。余裕のある人は押さえておきましょう。

・関係代名詞のはたらきをするas
asには関係代名詞と同じようなはたらきをする場合があります。よく使われる表現に「the same … as ~」や「such… as ~」という表現があります。

This is the same jacket as was worn by the actress in the movie.
(これはその女優が映画で着ていたのと同じジャケットです。)

この例文ではasが関係代名詞のwhichと同じようなはたらきをしています。

・「as long as」
「~する限り」や「~さえすれば」という意味になります。

・「as if」
「まるで~のように」という意味になります。

・「as soon as」
「~するとすぐに」という意味になります。

・「as well as」
「~と同様に」という意味になります。

・「as a rule」
「一般に」という意味になります。

上の3つほどではないですが、よく出てくる表現なので、押さえておくようにしましょう。

例題

次の日本語に合うように( )の語を並び替えなさい。
①この本はあの本ほど良くはない。
(that, this, not, one, book, is, as, as, nice)
②年を取るにつれて、私たちの記憶力は弱くなります。
(grow, becomes, our, as, older, weaker, memory, we)

解答


This book is not as nice as that one.

As we grow older, our memory becomes weaker.

・まとめ

今回はたくさんの意味を持つ「as」について紹介しました。
asの必ず覚えなくてはならない使い方は、

・as + 原級 + as
 「同じくらい~だ」
・接続詞as
 「~とき」、「~ので」、「~つれて」、「~ように」、「~だけれども」
・前置詞as
 「~(である)と」、「~として」、「~のころ」

という3つです。
他にも関係代名詞のような使い方など、様々な使い方があるのでひとつひとつ覚えていきましょう。

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