助動詞を勉強しよう|高校英語のつまずきやすい単元を徹底解説!

中学の英語で習った「~できる」という意味のcanや未来を表す文で使うwillは助動詞という品詞に分類されます。今回は高校の英語で必要になる助動詞とその意味を紹介していきたいと思います。


あすなろには、毎日たくさんのお悩みやご質問が寄せられます。
この記事は英語の教科書に基づいて高校生のつまずきやすい単元の解説を行っています。

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

15個の助動詞

まずはよく出てくる助動詞を紹介していきたいと思います。15個の助動詞を紹介するので覚えるようにしましょう。

can

~できる、~かもしれない

could

(canの過去形)~できた、~かもしれない

may

~かもしれない、~してもよい

might

(mayの過去形)~かもしれない

shall

~します(未来)

should

(shallの過去形)~すべきです、~のはずです

will

~します(未来)

would

(willの過去形)~でしょう

must

~しなければならない、~にちがいない

need

~する必要がある

dare

~の勇気がある、あえて~する

used to

以前~でした

have to

~しなければならない

had better

~した方がよい

ought to

~すべきです、~のはずです

助動詞の使い方は簡単で、

・動詞の前に置く
・助動詞の後ろの動詞は必ず原形

基本的には2つだけで、意味としては動詞にそれぞれの助動詞の意味を付け足します。

「助動詞」で気を付けること

では助動詞では何が難しいのでしょうか。「15個の助動詞を覚えて、動詞の前に置き、助動詞の後にくる動詞を原形にすれば、完璧じゃないの?」と思うかもしれません。しかし、この助動詞で一番難しいのは「使い分け」です。上に紹介した助動詞を見れば分かるように助動詞には似た意味のものがたくさんあります。
例えば、「should」と「ought to」は何が違うのでしょうか。どちらも「~すべきです」、「~のはずです」という意味ですよね。この2つはほぼ同じ意味ですが、語数が違います。なので穴埋め問題で単語の数が決まっている問題などで必要になってきます。また、「ought to」は否定形の語順を気をつけなければいけません。「ought to」の否定形は「ought not to」というようにnotを間に入れます。

否定形

否定形はそれぞれ形が決まっているので、これも押さえておく必要があります。

・cannot (can’t)
・could not (couldn’t)
・may not
・might not
・shall not
・should not (shouldn’t)
・will not (won’t)
・would not (wouldn’t)
・must not
・need not
・dare not
・did not use to
・do not have to
・had better not
・ought not to

否定形の意味は基本的に元の助動詞の意味に否定の意味を付け足すだけですが、いくつか気をつけなくてはならないものもあります。一番よく登場するのが「must not」と「do not have to」の違いです。「must not」は「~してはいけない」という意味になるのに対して、「do not have to」は「~しなくてもよい」という意味になります。

その他の助動詞で気を付けること

ここからは紹介した助動詞の気を付ける点を他にもいくつか紹介したいと思います。

助動詞「need」

動詞の「need」を使った「need to」と同じ意味。否定文と疑問文でしか使えない。

「will」と「shall」

2つはほぼ同じ意味だが、「shall」は主語が一人称でしか使えない。「shall」の疑問文は「~しましょうか」という提案の意味になります。

「used to」

「be used to」と混同しないように気をつけましょう。

丁寧な表現

「can」よりも「could」、「will」よりも「would」など、過去形の表現にすることでより丁寧な表現になります。

例題

次の日本語に合うように単語を並び替えて英文を完成させなさい。(使わない単語もあります。)

①彼女は今疲れているに違いない。(must/ is/ she/ now/ tiring/ be/ tired)
②あなたはそこに行かない方がよい。(you/ better/ go/ there/ had/ not/ have/ did)

解答


She must be tired now.

You had better not go there.

まとめ

今回は「助動詞」ついて紹介しました。助動詞の勉強をするときにやるべきなのは、

・肯定文、否定文、疑問文でのそれぞれの助動詞の意味を覚える。
・肯定文、否定文、疑問文でのそれぞれの助動詞の使い方を覚える。
・似た意味の助動詞や表現と何が違うのかを確認する。
・助動詞を使った慣用表現を覚える。

です。覚える量が多く、一度では覚えきれないと思うのでノートにしっかりとまとめるようにしましょう。

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