関係代名詞の使い分け|高校英語のつまずきやすい単元を徹底解説!

中学英語の中でもつまづきポイントである「関係代名詞」。英文の中に関係代名詞が入ってくると文が複雑になりますよね。文が長くなるのに加えて、関係代名詞によって先行詞と後の文の関係が変わるので日本語に訳すのが大変ですよね。関係代名詞は穴埋め問題や並べ替えの問題でもよく出てきます。どの関係代名詞を使うのかしっかりと見分けられるようにしましょう。


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この記事は英語の教科書に基づいて高校生のつまずきやすい単元の解説を行っています。

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

関係代名詞とは

関係代名詞とは先行詞(名詞)に意味を付け加えるための語で、代表的な例としては、which、who、thatなどがあります。基本的には名詞の後について情報を追加するはたらきをします。

例文を見てみましょう。

例文
He is the man who I met in the school yesterday.
(彼は私が昨日学校で会った男性です。)

この例文では「He is the man」という文の「the man」の部分に、関係代名詞whoを使って「 I met in the school yesterday」という文が加わり、「私が昨日学校で会った」という情報を追加しています。

関係代名詞の使い分け

関係代名詞には主に3つの機能があり、関係代名詞の後の文で先行詞がどのようなはたらきをするかによって使い分けます。ここでは、主格、目的格、所有格の3つの機能について解説します。

主格

主格とは主語のことです。

主格の関係代名詞には、先行詞が人のときは「who」、人以外のときは「which」を使います。どのような場合に主格の関係代名詞を使うかというと、「先行詞」と「関係代名詞の後の文の主語」が同じ時に使います。


The man who works at the museum is very kind.
(博物館で働くその男性はとても親切です。)

先行詞の「the man」は関係代名詞の後の文「he works at the museum」の主語の「he」に当たります。そのため主格の関係代名詞が使われます。

目的格

目的格の関係代名詞には、先行詞が人のときは「who (whom)」、人以外のときは「which」を使います。


The pen is a souvenir which I bought in New York.
(そのペンは私がニューヨークで買ったお土産です。)

この英文を2つに分解すると「The pen is a souvenir」と「I bought it in New York」に分けられます。関係代名詞の後の文では、先行詞「a souvenir」は目的語になっているので目的格の関係代名詞が使われています。

所有格

所有格の関係代名詞には、先行詞が人のときも人以外のときも「whose」を使います。


The house whose roof is green is mine.
(屋根が緑の家が私の家です。)

子の英文では先行詞の「the house」が後の文で所有格として使われています。所有格の関係代名詞は先行詞に関わらず「whose」を使います。

この他の関係代名詞として「that」があります。thatが主格か目的格の場合は、先行詞が「人」でも「人以外」でも使うことができます。基本的に、主格、目的格の場合は「that」でも「who」や「which」のどちらでも使えますが、先行詞が「I and my dog」のように人と人以外が同時に入っている場合は「that」しか使えません。また、先行詞が最上級の場合や、「全て」や「無」を表す語である場合も関係代名詞は「that」を使います。

例題

次の( )に適当な関係代名詞を入れなさい。(thatは他の関係代名詞が使えるときは使わないようにしなさい)
①The thing ( ) is necessary is to do our best.
②I have a friend ( ) son lives in London.
③This is the best movie ( ) I have ever seen.

解答


which
主格の関係代名詞で先行詞が「人以外」なのでwhich


whose


that
先行詞に最上級が含まれているのでthatを使う

まとめ

今回は関係代名詞の使い分けについて紹介しました。

ポイントは関係代名詞がどの機能なのかを理解することです。

主格

先行詞が人のときは「who」、人以外のときは「which」を使います。
関係代名詞の後の文で、先行詞が主語になるときが主格。

目的格

先行詞が人のときは「who (whom)」、人以外のときは「which」を使います。
関係代名詞の後の文で、先行詞が目的語になるときが目的格。

所有格

先行詞が人のときも人以外のときも「whose」を使います。
関係代名詞の後の文では、先行詞は所有格として名詞を修飾する。

関係代名詞「that」

主格、目的格の関係代名詞として先行詞に関わらず使うことができます。

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