こんにちは、あすなろスタッフのカワイです。
前回までは、存在や状態を表す様々な文の形について学んできました。
今回からは状態ではなく、動作・作用について表現する方法について学んでいこうと思います!
あすなろには、毎日たくさんのお悩みやご質問が寄せられます。
この記事は英語の教科書に基づいて中学校1年生のつまずきやすい単元の解説を行っています。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
例0:主語・動詞・名詞
例に入る前に、文型をおさらいしておきましょう。
ここまで勉強してきた文は基本的にこのような形になっています。
例1: 私は○○をします。
I play baseball.
私は野球をします。
自分がスポーツや楽器などをする、という事を表すとき、「play」という動詞を用います。動詞は今までのbe動詞と同様に、主語と名詞の間に入ります。
非常にかんたんな形で表すことが出来ましたね!
詳しい解説
ここで、be動詞と今回の動詞の違いをまとめてみましょう。
be動詞は主語と目的語が繋がります。上の例では、「私」が主語で、「日本人」が目的語になりますが、「私=日本人」とつなげてみると、意味と一致しますね。(主語の補助となっていることが分かると思います)
一方で、一般動詞は主語と名詞の内容が繋がりません。上の例では、私が主語で、野球が名詞になります。そこで私=野球とつなぎますが、私は野球ではありませんから、内容は繋がりませんね。
他の例
playと同様の形で表せる他の文も紹介します!
You like music.
あなたは音楽が好きです。
「私は○○を好む、好きである」ことを示すとき、likeという動詞を用いて表します。playと同様に主語と名詞の間に入ります。
I study math.
私は数学を勉強します。
「私は◆◆を勉強する」ことを示すとき、studyという動詞を用います。
このように、「主語」+「動詞」+「目的語」の形に当てはまるように動詞をあ当てはめれば、動詞次第で幾らでも文章を作ることが可能です。
まとめ
今回は、動作・作用について表す文について学びました。今までに勉強してきた「状態」や「存在」だけでなく、実際に自分がすることや好むことを伝えることが出来たら、表現の幅が大きく広がりますね!be動詞とは異なり、これらの一般動詞は種類が非常に多いので、少しずつ覚えていきましょう。
また、今回はIやYouなどの一人称や二人称についてこのように文を示しましたが、HeやSheについては単純に動詞を入れるだけではうまくいきません。少しややこしい部分になるので、次回詳しく説明していきます。
やってみよう!
問題
次の空欄に当てはまる動詞を枠線内の単語から選び、文を完成させよう。
- I _____ the piano everyday. 私はピアノを毎日弾きます。
- You _____ Japanese very well. あなたは日本語をとても上手に話します。
- We ______ English. 私たちは英語を勉強します。
- They _____ sports. 彼らはスポーツが好きです。
study / like / play / speak |
答え
- play
- speak
- study
- like